5.教材紹介

2009年3月28日 (土)

国家公務員1種

いわゆるキャリアになるための試験はどういう試験なのか? 日本を動かしている官僚になるための試験が次の本で分かります。

 「国家1種教養試験 過去問500」 (実務教育出版)

国家1種に合格するためには、2次試験までありますが、英語は1次試験の中だけで試されています。 「英語」 はどんな問題として取り扱われているのでしょうか? 興味があるので調べてみました。 

内容は文章理解という分野で、英語の問題としては長文の内容一致問題が出題されています。 難易度ですが、さほど難しいものでもなく、普通にセンター試験から大学入試を勉強してきた方にはそんなに難しいものでもないでしょう。 

やはり、大多数の人間の英語力(INPUTの中のReadingのみですが・・・)を効率よく図るには、この形が一番だということになります。 内容一致問題の解き方についてはこのブログに述べたように、和訳問題の1種と考えて間違いありません。 どこか本文の1か所に対応しているので、そこを見つけるといったスキャニングやスキミングの力も図ることができます。 

さて、東大等の難関国立を制覇した方々に国家の礎として働く力を試す試験は、とてもオーソドックスで、且つ基本を聞いているものです。 もし興味があれば、本屋で立ち読みなどするとして、その世界を垣間見ておくことも重要だと思います。 なんと言っても官僚大国なのですから・・・

若い方には、これからの日本を支える方を選出するのに課す英語力として適当な問題かどうか? 本当にこの形でいいのかどうか? 英語は一般教養として扱われているのですが、果たしてそのレベルでいいのかどうか? そういったこともぜひ考えていただけたらますます日本が発展すると思うのです。 

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2009年3月25日 (水)

ダウンロードを活用!

皆さんはフリーでダウンロードできる教材をどのくらい活用しているでしょうか? 実は、テストに関するものは、解説を抜かせば、かなり手に入れることができるのです。 つまり、本屋にわざわざ行かなくても、また在庫がなくて注文しなくても、今やパソコンさえあれば、多くの教材が手に入ります。 試験や資格に的を絞って、紹介しましょう。

 「英検」 (STEP) 
 「大学入試問題」 (代々木ゼミナール)
 「大学入試問題」 (東進ハイスクール)

以上のサイトは、大学入試や英検の問題をダウンロードしてゲットできるリンクです。 なんと、模範解答までついているものもあります。 わざわざ赤本など買わなくても、十分データの宝庫がすぐそこにあるのです。 

また、ブログの中にも、問題を解説しているサイトもたくさん見受けられます。 正直下手な参考書よりずっと勉強になると思います。 

勉強している人が聞きたいところって、主に次のポイントになるのではないでしょうか?

 

勉強のコツ (What と How)

What は何を、つまり、どんな問題集を使ったらいいかとかです。 How とは、どのように、つまり、やり方です。 これらのポイントを理解しながら、自分なりのやり方を構築していく。 そして、最後に Why (なぜ勉強するのか) を見出していく。 そんな繰り返しのような気がします。 

今回のダウンロードを活用を開いてみていただければ、勉強できる素材はいつでも身近にあるもんなんだと、再確認できると思います。 

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2009年3月17日 (火)

出口 汪先生

英語を勉強したり、教えていると、必ず思うことがあります。 それは、「やっぱり国語力だよなぁ~」 という点です。 自分にも生徒にも、これは当てはまります。 小学校からの英語教育に反対される方の大半が、まず国語をしっかりと身につけさせるべきだ! という意見ではないでしょうか? 

英語と国語はもちろん 「言葉」 を勉強しているわけですから、当然、その力は比例します。 英語の Reading の勉強で、要約をお勧めするのも、国語の論説文や評論の勉強法で要約が役に立つからでもあります。 

さて、前置きはこれぐらいにして、カリスマ現代文講師として、日本でこの方を知らない人はいないのではないでしょうか?

 「出口 汪」 

一応 Amazon でのリンクを貼っておきますが、その著書と言ったら数えきれないほどの膨大な量です。 出口先生は現代文の全ての問題文を一貫した解法で解いています。 それは、簡単に一言で述べると、

 

筆者の主張をとらえる(筆者の主張は形を変えて繰り返される) 

ということです。 「形を変えて繰り返す」 とは、筆者の主張は、具体例だったり、比喩(たとえ)だったりと形は変われども、要するに同じことを繰り返しているだけにすぎず、その主張をとらえられるかどうかが全てであるということです。 当然、結局何がいいたいの? 簡潔に述べてみようという要約の勉強法が、とても効果的だということが分かります。

当たり前と言えば、当たり前なのですが、まさに正攻法であり現代文(特に論説文)のキモに当たるものです。 出口先生は筆者の主張を探すために、「論理的思考力」 の大切さを色々な書物を通じて、私たちに教えてくれています。 ちなみに論理には主に、順接・逆接・因果があり、そのために接続詞がとても大切になってくるのは言うまでもありません。 また、筆者独自の言葉も主張をとらえる上でとても大切になってきます。

ちなみに、小説においては、

 

登場人物の心情をとらえる(動作、セリフ、情景による)

という、これまた基本にして極意を述べています。 

英語力=国語力 全ての土台になる日本語といったものを、今一度こういった出口先生の参考書を手に取ることで、確認してみてはいかがでしょうか? 

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2009年3月14日 (土)

カリスマ先生の英文解釈

富田先生の著書の中でもあまり知られていない、隠れた名著をご紹介します。 

 「カリスマ先生の英文解釈」 (PHP研究所) by 富田 一彦

この本のコンセプトは、実況中継シリーズと似ているのですが、解説が7日間の講義形式の形をとっていて、問題の解き方というよりも、「文章の読み方」 を伝えている富田先生の著書の中では珍しい参考書です。 もちろん7日間という短さで、英語を読めるようになるはずはないのですが・・・(本人もこの本の中で述べています) 

では、いくつかこの本の要点を挙げたいと思います。

 ① 文章の中の情報を取捨選択する方法
 ② 読書とは? -筆者と読者の対話

本当は、前半部分に、品詞の説明から始まり、文型の重要性について理解させる、知らない単語の類推法等、基本的な解説があるのですが、この本の醍醐味は、後半部分の上記2つの点でしょう。

①の文章の中での情報を取捨選択する方法とは、言ってみれば、文章全体を把握し、同形反復に注意しながら、筆者の論理の道筋をとらえるといった、基本中の基本の技術です。 また、分からない点を 「述語化」 することによって理解するという点まで解説されています。

②の読書とは? という点ですが、富田先生は、世の中に読解方法は数多くあれど、古今東西、究極の読解法は1つしかなく、それは、「筆者と対話する」 ことであると述べています。

あの手この手で、書き手は伝えたい情報について、時には回りくどく、時には面白おかしく、比喩や具体例を用いて読者を納得させようとします。 読書とはそういった筆者との対話であるという、「基本にして極意」 を語っているのです。

最後に富田先生は、自分が読書を通じて、「理解」 したものと 「納得」 したものを客観的に見るといった、言わば、メタスキーマなるもの(自分の脳をモニターする)が大切であると述べています。 

つまり、書かれたものに対して自分が、「その通りですね」 と納得するのは、最後までとっておくことが大切なのです。 いつでも筆者に迎合できることが、読者の強みなわけですから・・・ 

こういった読書に対する視点は、我々が普段気付かなかった素朴な行動を改めて気付かせてくれるとともに、基本となる本を読む力、すなわち 「読解力」 が向上することは間違いないでしょう。 

私自身は、富田先生から英語で学ぶことはほとんどないのですが、物事に対する考え方(今回は読解力)を飛躍させる上で、とても参考にさせていただいています。

皆さんも、本を読む時、自分の頭をモニターして、筆者の軍門に下るかどうか常に考え続けてみてください。 
巷には、フォトリーディングなり速読法なり、様々な読解法が提示されていますが、本当にそれが自分の 「納得」 できるものなのか?
 また、本だけでなく怪しい商品もたくさんあるはずです。 それが本当に自分が、「納得」 できるものなのか?

それを筆者と対話し続けること、その行動そのものに、「読書」 の究極の喜びや楽しみがあると言っていいでしょう。 

P.S.  誰かがこの本は 「すばらしい」 と言ったって、「すばらしい」 と決めつけてはだめですよ!!  それを決めるのは、他の誰でもなく 「あなた」 自身なのです。

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2009年2月26日 (木)

Criterion

ETSが提供している 「Criterion」 というソフトがあります。 もしかして皆さんの学校ではもう導入されたでしょうか? 全く知らない方のために一応語句を説明しておきますね。

ETS とは、世界最大と言ってもいい、言わば英語試験のマイクロソフトみたいなアメリカの非営利団体です。 代表的な試験には、TOEFL や TOEIC があります。 そのETS がライティングをコンピュータが判断し、添削してくれるソフトを提供しています。 もちろん有料ですが。 そのソフトが Criterion というものです。 一応リンクを貼っておきます。

 「Criterion

このサイトはソフトを導入するしないにかかわらずいろんな情報が満載でして、トピック総数400についてや、エッセイライティングのワークシート等もダウンロードすることができます。 それに、このソフトの素晴らしさはなんと採点を20秒で行い、また先生も生徒の点数などを管理することができるという点です。 ちなみに、トピックの中に入っている小学生用はとても難しく、ネィティブの小学生はこのレベルなのかぁ~と、励みにもなります。

さて、私はこの応用的な使い方なのですが、ドラゴンスピーチのような音声認識ソフトが発達したら、もしかして将来はスピーキングのテストもコンピュータが行えるのではないか?と考えています。 つまり、ボイスレコーダーを駆使して、ドラゴンスピーチで英文に変える。 それをワード上に起こして、Criterion のようなソフトで、20秒でコンピュータが自動添削。 といった具合です。

ただ問題は音声認識ソフトの英語版なのですが、音声認識に関してはまだまだ発展途上と言わざるを得ないでしょう。 発音ソフトも続々と登場していますが・・・ 

ただし、このソフトを見ると、世界トップレベルの技術はついにここまで来ているのか! と驚かされます。 

将来は、ほとんどの試験においてコンピュータが導入され、しかもスピーキング力も自動判別してくれるような時代がすぐそこに迫っている気がしますね!

 

 

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2009年2月25日 (水)

Let's sing together & Wee sing

教材紹介のカテゴリーは主に私の場合、どうしてもハイレベルな層に偏ってしまっていたのですが、たまには幼児教育系の教材もということで、子供のための楽しい歌を紹介したいと思います。 

 「Let's sing together」 & 「Wee sing

どちらも英語の有名な児童用の歌が収録されています。 英語が知らない人でも必ず聞いたことがあるような曲ばかりです。 

私が好きなのは、前者の方なのですが、Wee シリーズもたくさん出ていまして、どちらもとても楽しく英語の歌を学習することができます。 小学生の英語の先生にはぴったりだと思います。 

以前、小学校からの英語教育2というこのブログの記事の中で、小学生には何と言っても、英語に対する抵抗感をなくすことと、音を大切にするという2点を述べました。 そういう意味で、この教材はとても勉強になり、かつ楽しく英語に触れることができます。 

歌はいいですよね! カラオケで持ち歌が英語の曲というのもいいかもしれません。 実際に歌ってみることで英語の発音もリズムも学習でき、一挙両得という感じがします。 

でも改めてこういった英語の歌を聞いてみると、使われている単語が何気に難しかったり、リスニングができなかったりと、侮れない気がします。 バカにせずにぜひトライしてみてください。 けっこうリスニングに苦労するのではないでしょうか? 

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2009年1月20日 (火)

センター試験

今年もセンター試験が終了しました。 受験生の皆さん結果はどうだったでしょうか? 私は毎年、日本の英語の試験としましては、東大・京大を始めとした難関国公立大学とセンター試験、英検1級だけには、必ず目を通すようにしています。 もちろん時間を計って自力で解答します。 (まぁ高校の教諭なので当たり前と言えば当たり前かもしれませんが・・・) 

センター試験は満点(もしくは満点近く)とるのが当たり前だと思っていたのですが、今年はミスが自分でも目立ちました。 ちょっと英語の勉強をさぼっていたからかもしれません。 やっぱり常日頃から少しでも問題を解かないと教科力は落ちてしまいますね。 反省です。

さて、さて、センター試験全体を俯瞰して言えることですが・・・

  

年々難化傾向にある 

ということです。 といっても、一言で片づけてしまっては、身も蓋もないので、くわしく説明したいと思います。 まずは問題を分析してみますと・・・ 2009年は、

 1 発音、アクセント、強勢
 2 A4択語法問題、B会話問題、C整序問題
 3 A語句  B要約  C空所補充
 4 グラフや図の内容一致問題
 5 図を用いた要約問題
 6 エッセイ等の内容一致問題

こんな感じの分類となります。 では、これを問題別の視点で見るとどういった力が要求されるのかが分かります。

まず、長文問題の形式としては、和訳をベースにした問題とそれを発展させた要約問題に2分されます。 これで分けますと・・・

和訳問題
2.B会話問題/4.グラフや図の内容一致問題/6.エッセイ等の内容一致問題

要約問題
3.A語句問題 B要約問題 C空所補充問題/5.図を用いた要約問題

文法問題は、4択と正誤に分けられるのですが、なんと2.A4択語法問題は、昔のような純粋な文法がなくなっていますので、文法問題は消滅したと言っていいでしょう。 

その他には英作文力に近い力を試す、2.C整序問題と、1の発音、アクセント、強勢問題となります。

こうやって問題を分類すると、問題は当然簡単な箇所→難しい問題へと解くのが正しい流れですので、

 

1、2A、2C → 2B、4、6 → 3、5  

という流れがお勧めということになります。 また、当然ですが、難しくなる可能性がある問題は3番と5番ということになります。 要約の方が人間の脳に負担がかかるからです。 (考える力が必要ということですね!)

特に難化傾向にあると述べたのは、昔は4択の文法問題のように単純に知識で解ける問題の占める割合がもっと多かったのに、最近になって読む力、それもまとめる力(要約)を課す割合が高まってきたからです。 また、日本人が世界に比べて特に苦手な、図やグラフを用いた問題の比率も高まっています。 

以上のようなことを考慮して、受験生の皆さんは、

 ① 単語力や文法力(特に読むための文法)を大切にする
 ② 要約する力を上げる努力をする

特に①の基礎・基本を確認しながら、なるたけ速く②の勉強に移行できるかどうかが高得点に結びつけるカギだと言えます。 例えば学校の教科書でも、レッスンが終わるごとに、内容をまとめてみるとか、パラグラフごとに要するに何が書いてあるのかまとめてみるといった勉強法が望ましいでしょう。 ただ和訳だけで終わっていては3や5の問題に対応できません。 特にハイレベルの大学を受ける方ほど、大切になってきます。 

また、上記において長文問題は和訳と要約しかないとか、文法問題は4択と正誤に分かれるとかの意味が分からない方は、「問題の解き方(Reading)」 や 「問題の解き方(文法問題)」 を参照してみてください。 

余談ですが、今年の6番の長文問題の文章内容は、「すばらしい!」 の一言に尽きます。 さすがプロが作っていますね。 この文章の内容を理解しながら、さらに次の段階 「英語で理解する」 というレベルまで突き進んでほしいと思います。

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2008年10月21日 (火)

ケンブリッジ英検(CPE) 攻略を考えよう

私が最もすばらしいと考えている英語の試験である、ケンブリッジ英検(CPE)ですが、その攻略の仕方を考えたいと思います。 

Reading (90分)

 Part 1 英文3 (空所補充6問ずつ)-1つの英文につき5分(計15分)
 Part 2 英文4 (内容一致2問ずつ)-1つの英文につき7~8分(計30分)
 Part 3 英文1 (段落整序7問)   -20分
 Part 4 英文1 (内容一致7問)   -20分

Writing (120分)

 Part 1とPart 2 -60分ずつ(計120分)

Use Of English (90分)

 Part 1 (空所補充15問)-10分
 Part 2 (空所補充10問)-10分
 Part 3 (空所補充6問) -5分
 Part 4 (空所補充8問) -10分
 Part 5 英文2 (意見問題2問と3問) -15分と30分(計45分)

Listening と Speaking は時間が決まっています。

まずは、時間配分からですが、解いてみるとこれと少し前後するかもしれません。 まず、今までの日本の試験に慣れていると、OUTPUTの量が多いことにびっくりすると思います。 INPUTにおいては、Reading と Listeningのみですが、OUTPUTはWriting が300~350語を2文で2時間、Use Of English にもWritingと等しい意見を問う問題があります。 また、Speaking もスピーチだけではなく、Discussion させたり、本当の意味での実践的コミュニケーション能力を育成する形になっています。 まさに、英語運用能力の極みの試験です。

勉強の仕方ですが、過去問を手に入れることが先決です。 Cambridge のサイトや紀伊国屋やAmazon でも手に入ります。 (ただし少し時間がかかりますが・・・) 20年分ぐらい用意することが可能です。 ただ、残念なことに、CDや解答が手に入ることは入るのですが、解説や和訳がありません。 ですから、分からないところはネィティブに聞いて分かりやすく説明してもらったり、自分で全訳していかなければならないのです。 

私は日本の英語教育全体の力のUPを願っている教師として、こういった試験問題の解説を、いち早く大学の教授や専門家が早急に発刊することが重要だと思っています。 学習者は、なにせ解説がなければ勉強ができません。 分からないところを分かるようにすることが勉強なのですから・・・ 

そういった意味で、単に英語英語で授業や、実践的コミュニケーションといった言葉で片付けずに、今一度、日本が歩んできた西洋の翻訳の文化といったものを見直す必要があると感じています。 

また、版権や著作権についても、もっともっと規制緩和が必要です。 最近になって少し法律が緩和されました(2006年)が、まだまだ勉強したい人にとっては手厳しい法律だと私は思います。 

何やら、攻略とは違う話になってしまいましたが、TOEICや英検で立ち止まらずに、その先を見据えて勉強することがとても重要だと思います。 もちろんCPEに合格したからといってまだまだその先の世界があるわけですから・・・

勉強している人はがんばってください。 私もまだ受かっていませんが、ぜひ過去問を全訳して分析し、さらなる自分の英語力の飛躍を目指したいと思います。 ちなみに、原書なるものだけで英語が勉強できるレベルは、かなりレベルが高いので、まずはこのブログの英文法のカテゴリーをよく読んで、「英文法」 を極めましょう! 辞書さえあれば、英語を自分だけで勉強できる様になることが、重要なポイントです。 

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YLEについて

以前、このカテゴリーでケンブリッジ英検の最高レベルCPEについてご紹介しましたが、この英検の児童英検バージョンが存在します。 それが、YLE(Young Learners English)です。 

試験のレベルは3段階に分かれていまして、下から、Starters,Movers,Flyers となっています。 恐るべし! ESOL! 児童英検にも力を入れていたのですね! 

CEFRという国際英語力を測る世界準拠があり、これに属しているのがケンブリッジ英検でして、以前の説明でもそのレベルの高さ、英語運用能力を測るすばらしさについて語らせていただきました。 今回の児童バージョンでも、その一番下のStarters から、4技能を測る問題になっています。 もちろんスピーキングもありますよ~ 3分から5分となっていますが・・・

日本が世界のレベルに追いつくには、こういった試験問題を研究していくことは必然のことだと思います。 その例として、私は次の2つを挙げたいと思います。

 ① ETS
 ② ESOL

まさに、①がアメリカで、②がイギリスということなのですが、ETSは一般的な英検の問題は作っていません。 ですから、これからますますグローバル化が進むに従って、②のESOLの国際準拠といった試験が脚光を浴びてくるでしょう。 もちろん日本でもYLEは簡単に受けられるようになってきています。 

①のETSの技術力は世界一だと思います。 ライティングの評価に始めてコンピュータを導入したのもETSではないでしょうか? まさに、マイクロソフトみたいな試験業者です。

こうして2つの問題を比べてみると、何か試験自体にも、両国の文化的背景みたいなものを感じ取ってしまうのは私だけでしょうか? 

アメリカのいいところ、イギリスのいいところ、それぞれを加味して、これから日本がとるべき道は、まさに日本のお家芸である、「ええとこどり」 をすることです。 そのためには、両試験団体の代表的問題である、TOEFL と ケンブリッジ英検CPE。 この2つの問題をこれからじっと見守っていきたいと思っています。

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2008年9月14日 (日)

ケンブリッジ英検 CPEについて

私が最もすばらしいノンネィティブ用の英語の試験と考えているのが、ずばり、「ケンブリッジ英検」 です。 中でも最高レベルのCPEはとてもやりがいがあり、勉強しがいがあります。 ただし、日本では知名度が少なく、過去問なども手に入りづらいという弱点があり、まだまだ知らない人が多いでしょう。 そこで、お勧めは 「TOEFL」 です。 特に最近インターネットベースになりましたので、そこではライティングやスピーキングも試され、また全体を通してリスニング力を要する形になっています。 ですが、TOEFLだけでなく、この歯ごたえのあるケンブリッジ英検にぜひ挑戦してみましょう!

では、このケンブリッジ英検CPEについて詳しく見てみましょう。

ケンブリッジ英検 CPE の問題構成

PAPER1 READING (1時間30分)

  Part1 空所補充問題3文 (18問)
  Part2 内容一致問題4文 (8問)
  Part3 パラグラフ挿入問題 (7問)
  Part4 内容一致問題1文 (7問)

PAPER2 WRITING (2時間)

  Part1 意見を述べる問題 (300~350字)
  Part2 意見を述べる問題 (300~350字)
       (4つのTOPICから1つを選択)

PAPER3 USE OF ENGLISH (1時間30分)

  Part1・2 空所補充問題 (25問)
  Part3 同音異義語問題 (6問)
  Part4 書き換え問題 (8問)
  Part5 説明問題 (5問)

PAPER4 LISTENING (40分)

  Part1 4文 (各2問ずつ、計8問)
  Part2 1文 (9問)
  Part3 1文 (5問)
  Part4 1文 (6問)

PAPER5 SPEAKING (20分)

  Part1 自己紹介等 
  Part2 写真についてディスカッション
  Part3 意見を述べる問題

以上です。 合計6時間にも及ぶ壮絶な試験となっています。 英語の資格試験の中では量・質共に最高レベルでしょう。 英検1級なんて足元にも及ばない気がします。 内容的には、TOEFLをレベルUPしたような形です。 対策としては、TOEFLの勉強がてら、ステップUPしてこのケンブリッジ英検を勉強してみるのが望ましいと思います。 

特徴としては、PAPER3の USE OF ENGLISH という英語の単語の運用能力を試す試験があること。 また、PAPER5の SPEAKING では、受験する人の2人がペアになって、ディスカッションをすること。 まさに、実際の英語の実践的コミュニケーション能力を測る内容になっています。 

しかし、READINGの問題内容は英字新聞やTIME等の高度な文章ですし、LISTENINGも内容が話題性に富んでいたり、2人のディスカッションを聞いてその考え方の違いを聞き取らせたりと、本当にこれが解ければ英語力は完璧と言ってもいいでしょう。 その点を考えると日本の英語の試験はどうでしょうか?

西洋の文化の翻訳から始まった日本の近代文明ですが、100年の時を超え、これだけ英語教育が右往左往している事実を考えますと、これからも東大を頂点と した官僚国家の礎であるがゆえに、なかなか今一歩を踏み出せないのではないでしょうか? そういった意味を考えると、「英語教育=政治(官僚の意志)」  そのものという構図も見えてきます。 

何せ、英語の問題自体がまだまだ、とても英語の運用能力を測るものではありません。 大学入試しかり、英検しかり・・・ もちろん、大学の教授はそれを知っていて、今の文部科学省の英語の授業時間数で試すことができる試験や、大学での勉強についていける試験を練りに練って考えてはいるのでしょうが・・・ 

また、このブログで何度も述べている、英語教育を取り巻く環境的な問題もあるのでしょう。 1クラスの生徒数の問題、ITの導入の問題。 もちろんその環境を決めているのは政治家であり、つきつめるとそれを選んでいる国民なのですから、「教育=国民そのものの意志」 とも言えるのですが・・・

このケンブリッジ英検やTOEFLを勉強すると、日本はなんて、英語教育後進国なんだなぁ~という気がして、残念に思います。 そんなことも考えながら、常に世界に目を向けて皆さんがんばりましょう!!! それにしてもケンブリッジ英検しかり、ETSしかり、世界の試験のレベルは本当に進んでいますよね!

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2008年9月 6日 (土)

通訳検定について

通訳協会による通訳検定についてなのですが、問題形式としては、独特のものなので、参考にしてみてください。 2級について述べたいと思います。

通訳検定2級 の問題構成

1次試験 (筆記) 50分 (60点)

  1.内容一致(5問)   配点 1問2点
  2.空所補充(5問)   配点 1問2点
  3.要約(2問)      配点 1問5点
  4.時事問題(10問)  配点 1問1点
  5.和訳問題(5問)   配点 1問2点
  6.英訳問題(5問)   配点 1問2点

1次試験 (リスニングによる通訳) 50分 (40点)

  1.英日逐次通訳(部分) (5問) 配点 1問2点
  2.英日逐次通訳(要約) (3問) 配点 1問2点
  3.英日逐次通訳(要約) (1問) 配点 1問4点
  4.日英逐次通訳(部分) (5問) 配点 1問2点
  5.日英逐次通訳(要約) (3問) 配点 1問2点
  6.日英逐次通訳(要約) (1問) 配点 1問4点

2次試験 (リスニングによる通訳) 60分 (100点)

  1部 英日逐次通訳(部分) (5問)  
  2部 英日逐次通訳(部分、6番だけ要約) (6問) 
  3部 日英逐次通訳(部分) (5問)

以上のような形体になっています。 なおボランティア通検の方は調べてみてください。 また、1級もあるのですが、2級を受からないと受けられないようになっています。 ちなみに、1級はリスニングによる逐次通訳と同時通訳の2次・3次試験になっていますので、とてもレベルが高いです。 

1次試験ですが、一言で言うと、「時間がとても短い」 です。 英検1級ぐらいの力が必要でしょう。 通訳というよりは、リーディングの力がとても大きいと思いますので、英語の基礎・基本をしっかりと試しているなぁ~という感じがします。 また、全体を俯瞰して、要約問題が多いのが特徴です。 要約問題は、究極のリーディング問題ですので、やはり勉強方法として、和訳→要約の流れ通りが望ましいと思います。  

皆さんも英検1級ぐらいの力があれば合格すると思いますので、ぜひ参考にして、チャレンジしてみてください。 なお、過去問等の情報が少ないのが通訳検定の弱点です。 普段から、CNNやTIME、JAPAN TIMES等の、サイトラや通訳の訓練をベースに勉強するのが望ましいでしょう。 





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2008年8月20日 (水)

IELTSについて

IELTSは主にイギリス・オーストラリア・ニュージーランドなどの大学へ留学する時に必要となるTOEFLに似た試験です。 あまりメジャーではありませんが、ここのところ実は受験者数は急増しています。 これからますます注目されていく試験だと思います。 ではその内容を分析してみましょう。

IELTS の問題構成

Listening Section (30分+解答時間10分) 40問

 Section 1・2 日常会話
 Section 3・4 講義・セミナーなど

Reading Section (60分) 40問

 3つのパッセージ

Writing Section (60分) 2問

 Task1 資料の情報を整理し記述する問題 (150語以上)
 Task2 自分の意見を述べる問題 (250語以上)

Speaking Section (15分、試験管と1対1) 

  Part1 自己紹介等 
  Part2 1~2分のスピーチ
  Part3 ディスカッション(Part2の内容について)

以上の様な形式になっています。 TOEFLよりは時間が短いですが、特徴的なのは、マークシートだけでなく、記述式もあり、特にReading Section では多種多様な出題形式が取られていて、語数も長い英文を読ませる等、4技能を幅広く試す試験となっています。 最近の傾向ですが、図などの資料を読み取る力を試すなど、出題形式を考えても、とてもバランスがとれている問題でしょう。 難易度ですがTOEFLが徐々に4技能の統合問題等を導入し始めているので、それに比べればOUTPUT等は、まだまだ比較的対処しやすいと言えます。 

これからますますTOEFLと共に発展していくことが予想されるIELTSですので、目が離せません。 しっかり問題を参考に、研究していかなければならないでしょう。

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ETS(GRE)について

GREは主にアメリカの大学院入学のために必要なETSの問題ですが、SATと同じく注目すべき試験だと思います。 ただし、その内容なのですが、少し偏りが見られます。 まず、単語のレベルがとても高いこと。 ただの単語テストじゃないかと思うくらいに、ボキャブラリー重視になっています。 では詳しく見てみましょう。

GRE の問題構成

 Verbal Section 30問 (30分)

 Analytical Writing 2問 (45分と30分)

 Math Section 28問 (45分)

以上の様になっています。 まず、Verbal Section ですが、最初に述べたように、5択の単語の知識問題です。 同意語や反対語、単語の穴埋め問題の3つの形式があります。 語彙がとてもレベルが高く、日本人が対応する場合は、この単語の暗記が大変だと思います。 また、最後の方ですが、いわゆる普通の長文読解問題も出題されます。 

覚えておくべきことは、GREはコンピュータが最初の数問で受験者のレベルを振り分けて問題を選んでいきます。 ですから、最初の数問がとても大切でして、力を一番入れなければならないと言えます。 

Analytical Writing は2つに分かれます。 1つ目は、Issue task で、自分の意見を述べるWriting 問題と考えればいいでしょう。 あるトピック(2つの内1つを選ぶ)を選んでエッセイを書くというよくある形式です。 2つ目は、Argument taskで、ある論文を読み筆者の論理的主張を分析するといったWriting 問題です。   

Math Section は、SATよりも当然レベルアップしていますが、ここでは特別SATと同様、考えないことにします。 日本人が受ける分には特別対策は必要ないでしょう。

さて、全体を俯瞰してみましたが、面白いことにSATよりも単語のレベルやWritingのレベルは高いのですが、勉強の仕方はしやすくなっています。 単語の暗記にテストが偏重しているからです。 ただし、英語の力を上げるといった意味で私が注目している問題は、何と言っても、Argument task のWriting 問題でしょう。 

筆者はある1つのことについて、読者を説得しようとします。 そのためには論理という武器を使うのですが、論理的にするには、帰納法や演繹法を用います。 そして、そのためにはデータ等の統計、専門家の意見などを用いて、因果関係を証明したり、類推したりします。 しかし、その論理性の中には、あいまいな部分や論理の飛躍が考えられるので、その点をどうしたらよいかを書かせる、レベルの高いWriting 問題です。 こういったWriting 問題は、ぜひ研究しておきたい問題だと私は考えています。 ちなみに次のようなポイントが論理の矛盾点や弱点として考えられます。

 ① 帰納法や演繹法で証明できると仮定している

 ② 因果関係が論理的に弱い

  (1) 具体例そのものの信憑性

  (2) 他の考えられる例や条件が同じであると仮定している

 ③ 他の考えられる原因や結果を無視している     

①は一部のデータが全体論として当てはまると仮定していたり、その逆のパターンです。 ②ですが、論理が弱くなるポイントは(1)においては、データや統計そのものの信憑性の欠如が挙げられます。 例えばデータの調査方法、母体数の少なさ、素人の言及等が挙げられます。 (2)では、2つの物事を比べる時に、他の条件が同じだと仮定している場合です。 また、比較の方法もつっこむ要因として挙げられます。 ③では、予期されぬ問題が引き起こされる可能性を無視していたり、すぐに解決できると仮定していたり、原因が1つしかないと仮定している場合等が当てはまります。 時間の概念を考慮していない点もこれに当てはまるでしょう。 これらの論理性が弱くなる要因をまとめておくと、Writing問題だけでなくDebateにも生かされます。

GREもSATと同じように、どれくらいの力を大学院を目指す学生に課すのか? 非常に興味深い試験だと思います。 英語力を上げるというだけでなく、Argument taskのWriting問題に見られるような、思考力を上げるという意味でも常に注目していきたい問題だと言えます。

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2008年8月19日 (火)

ETS(SAT)について

SATは、ETSの中でも、私が最も注目している試験です。 ネィティブの人が受ける大学入試のセンター試験にあたるもので、アメリカの大学に入学する場合は受けなければなりません。 また、ノンネィティブの人でもアイビーリーグやセブンシスターズを始め、その他多くの大学で課しています。 TOEFLだけではないということです。  

日本が世界の英語力を基準にして考える時、どうしても国内の英語の試験のレベルや、質の低さが障害として考えられます。 大学入試の試験、英検の問題、TOEICやTOEFLの試験、どれをとってみても、SATの試験に比べたらまだまだです。 ネィティブのための試験なので当たり前なのですが、大学院入学のための試験のGREと共に、SATの問題のレベルを研究して、それに日本の英語の試験が追いついていくことがとても大切なのではないかと私は考えています。 もちろんネィティブ対象なので、4技能の内のReading と Writing だけになりますが・・・ 

さて、前置きが長くなりましたが、SATの試験のしくみを見てみましょう。 ちなみにSATにはSAT Reasoning Test と SAT Subjects Tests がありますが、後者は様々な科目のテストですので、ここではSAT Reasoning Test を考えてみたいと思います。

SAT Reasoning Test 問題の構成

 ① Critical Reading Section

   (1) Sentence Completions 19題
   (2) Passage-Based Reading 48題

 ② Writing Section

   (1) Improving Sentences 25題
   (2) Identifying Sentences 18題
   (3) Improving Paragraphs 6題
   (4) Essay Writing 350~400語 (25分)

 ③ Math Section

   (1) Multiple-Choices 44題
   (2) Grid-ins 10題

大きく3つのセクションに分かれます。 

①のCritical Reading Section の中の、(1) Sentence Completions は、単語の理解の問題です。 英英辞典の説明がそのまま出題されたような形です。 単語のレベルはTOEFLより高いと言って良いでしょう。 (2)のPassage-Based Reading は長文問題と言っていいでしょう。 語彙問題、内容一致、そして推論問題と大きく3つに出題内容は分かれます。   

②のWriting Section ですが、(1)~(3)が文法問題と言って良いWriting問題です。 具体的には、(1)が英文を適切にするにはどうすべきか?(2)が誤文訂正問題、(3)がいくつかの段落で構成されている英文を適切にするにはどうすべきか?という問題です。 そして、(4)が自分の意見を述べる問題です。 

③のMathは、比較的簡単な問題です。 日本の数学の方がはるかにレベルが上です。 ですから、①と②を研究して考えていくべきでしょう。

特に注目すべき問題を挙げたいと思います。

 1) Double Passages 
 2) Improving Sentences や Improving Paragrahs

1)は、Passage-based Reading中の問題ですが、2つの英文を比較して答える問題です。 また、問題形式ですが、推論問題が出され英文中に答えがない問題が出されることも特徴的です。 2)は、文章の構成の正しさを問う問題ですので、まさにネィティブ用の英語問題と言って良いでしょう。 これらのネィティブレベルの一歩進んだ読解問題を試してみることは、とても勉強になります。 

ちなみに、問題は、全体で3時間45分かかります。 また、一気にセクションごとにテストするのではなく、ダミー問題も含めて第1回~第10回に分かれています。 それぞれおおよそ25分ごとだと考えればいいでしょう。 減点法を採用しているので、当てずっぽうに解答すると逆に点数が引かれるというのも受ける際の、大きなポイントです。

ネィティブの大学生はどれくらいの母国語の問題を解けるように教育されているのか? この視点はとても大切です。 これからの日本での英語のReading問題の発展として、SATのテストは必ず考えていかねばならない問題でしょう。  

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2008年8月15日 (金)

ETS(TOEIC SW)について

前回に続いて、ETSのTOEIC SWの試験を詳細に説明したいと思います。 OUTPUTの試験となるスピーキングとライティングを採用したものです。 SWとは Speaking と Writing の頭文字をとったものです。 

TOEIC SW Writing 問題の構成 (8問)

 Question 1~5  写真描写問題 (8分)

    写真を見て、与えられた2つの語句を用いて写真の内容を1文で書く

 Question 6~7  E-mail 作成問題 (各10分)

    E-mail を読み、指示に従って返信のメールを書く

 Question 8  意見を記述する問題 (30分)

    あるテーマについて意見を説明する問題 (300語以上は書く)


TOEIC SW Speaking 問題の構成 (11問)

 Question 1~2  音読問題 (各45秒)

    英文を音読する

 Question 3 写真描写問題 (30秒で準備、45秒で解答)

    写真を見て、内容を説明する

 Question 4~6 応答問題 (4と5は15秒、6は30秒)

    身近な話題についての質問に答える

 Question 7~9 応用的な応答問題 (7と8は15秒、9は30秒)

    資料を見て、それについての質問に答える

 Question 10 解決策を提案する問題 (30秒で準備、60秒で解答)

    メッセージを聞き、解決策や提案を示す

 Question 11 意見を述べる問題 (15秒で準備、60秒で解答)

    提示されたテーマについて意見を述べる

いかがでしょうか? TOEICはどちらかと言うと、一般的な社会人を対象としていますので、会社で実際に行うような能力を測る試験だと言えます。 また、難易度に関しては一般的な英会話プラスアルファという感じでしょうか? TOEFLよりはずっと易しく感じられると思います。 

ポイントは、TOEFLについてのブログの中でも述べましたが、4技能を統合させるような問題形式が、わずかですが見受けられます。 例えば、ライティングではただ自分の意見を書かせるのではなく、写真やE-mailを読み取って、文章を作成する。 スピーキングでは、同様に写真を見たり、リスニングした内容に対してのパラフレーズを答えさせるといった具合です。 (それでもTOEFLよりは、統合するレベルは低いです)

まだまだ始まったばかりの試験ですし、日本においては依然として、TOEICのインプット能力のみを社員に課している所が多いのが現状でしょうから、これからこの試験を企業がどれだけ採用するかどうかに、この試験の行方がかかっていると思います。 もちろん発展の仕方によっては、さらにTOEFLのように洗練されたものになっていくでしょう。 

言わずと知れた、TOEICの試験は、読むと聞くという4技能の中でもINPUT能力のみを測る試験です。 730点以上を海外派遣社員に課す会社が多いと聞きますが、日本が世界での標準レベルに速く追いつくためには、こうしたTOEIC SWのように、アウトプット能力を測る試験をいち早く取り入れるべきだと私は思います。 もちろんそれは、センター試験を始めとした、大学入試に関してもです。

それにしても、大量のアウトプットの試験を、ETSはどうやって採点しているのでしょうか? 採点基準は公表されていますが、やはり実際の点のつけ方に関しては、英語教師としてはとても気になります。 ETSが独自に採点の仕方を教員向けに研修かなんか開いてくれればいいのですが・・・ 企業秘密でやっぱり無理でしょうね。

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ETS(TOEFL ibt) について

以前、「英語の試験 徒然話」 で紹介したETSなのですが、問題に関しての新しい傾向として、4技能の統合問題を述べました。 これは、TOEFL ibt の中の、ライティングとスピーキング問題で導入されたものです。 少し詳しく紹介しましょう。 

TOEFL Writing 問題の構成 (2問)

 TASK1  3分で250~300語程度の英文を読む
                 ↓
        2分ぐらいのレクチャーを聞く
                 ↓
        20分以内で50語~225語で英文をタイピングする

 TASK2  トピックについて、30分で300語以上の英文をタイピングする

TOEFL Speaking 問題の構成 (6問)

 Question1・2  質問文を読む→15秒で解答準備→45秒間スピーキング

       話題は1が、個人の経験や趣味について
           2が、学術的なもので、2つの選択肢から1つ選ぶ

 Question3・4  45秒で課題文を読む
                ↓
            60~80秒ぐらいの対話や講義を聞く
                ↓
            30秒で解答準備
                ↓
            60秒間スピーキング

       話題は、3が大学生活に関連した対話で、4が学術的講義

 Question5・6  60~120秒ぐらいの対話や講義を聞く
                ↓
            20秒で解答準備
                ↓
            60秒間スピーキング

       話題は、5が大学生活に関連した対話で、6が学術的講義

いかがでしょうか? 4技能の統合問題とは、従来のリスニングならリスニングだけといったように1つの技能だけを試すのではなくて、リーディング→リスニング→ライティングといったように、2つ以上の技能を統合させて試験する問題のことです。 

上記で説明したように、ライティングではTASK1において、「読む→聞く→書く」 という統合問題が使われています。 スピーキングではQuestion3~6において、「読む→聞く→話す」、「聞く→話す」 という統合問題を使っています。 

これらの統合問題は、自分の考えを述べるのではなくて、どちらかと言うと 「要約する能力と、それを論理的にOUTPUTする能力」 を試しています。 パラフレージングの能力と言ってもいいでしょう。 TOEFLの場合、大学に留学する時に受ける試験ですので、大学の講義や生活についていけるかどうかを問う形にするのは、当然と言えば当然なのですが、なかなか手の込んだ試験となっています。 

数年前にセンター試験にやっとリスニング問題が導入されたばかりの日本ですが、世界レベルの試験は、どうやらその100歩先、いや1000歩先を行っているような気がしてなりません。 前にも述べましたが、スピーキングの試験では、受験国中で日本はビリに近いのも頷けますよね? この形で試験されたら、おそらく日本の高校生は今の英語教育では、ほとんど 「Give Up」 状態でしょう。 

英語の教師としては、日本の大学や英検の問題だけではなくて、こういった世界レベルの試験に目を向けて常に生徒に指導していきたいと思います。 いや~しかし、実際に解いてみたのですが、自分が受けた時代のTOEFLとは格段に進歩しているので、常に勉強し続けなければいけませんね! さすがETS! 参りました。

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2008年7月23日 (水)

英語の試験 徒然話

英語の試験をまとめて紹介したいと思います。 まずは、日本一の方の本の紹介から・・・

  「英語超効率勉強法」 (日本実業出版社) by 平井 通宏

平井氏は、日本で一番英語の資格を取得している方です。 その方が書いている本でもお勧めなのは上記の本でしょう。 英語の勉強方法について述べていることが的を得ています。 平井氏によると、英語の上級者になるとなかなか力がUPしないので、OUTPUTを意識した勉強に切り替える必要があるとのことです。 これについては私も同意見です。 日本における英語の勉強の敵とは、勉強方法ではなくて、実は 「英語を使う機会」 だと思います。 特に日常、日本語を使って生活しているならばなおさらこの点については、当てはまると思います。 

さて、そんな平井氏の本を参考にしながら、私独自にお勧めの英語の試験を紹介したいと思います。 私が英語の試験として推奨するのは以下のものです。

 ① ETSの試験   SAT・GRE・TOEFL(IELTS)・TOEIC
 ② ケンブリッジ英検(CPE) 
 * 東大の入試問題 

  その他に挙げるとすれば、英検、通訳検定等

①のETSとは、アメリカの非営利団体でして、TOEFLやTOEICを始め、SATやGRE等の大学や大学院に入学するための試験を開発している機関です。 

SATはアメリカの大学に入学するための試験でして、主にネィティブの人が受けるものです。 とにかくこの試験は本場アメリカ人のための国語の試験のようなものですので、世界標準の英語の試験と言っていいでしょう。 GREは大学院に入学するための試験ですので、SATよりも語彙レベルが格段に上がります。 とにかくこの2つの試験は、常にグローバルスタンダードとして考えていかなければならないと私は思っています。 何せ、ネィティブの人が解くレベルが分かるからです

TOEFLですが、最近ではインターネットベースのテストであるTOEFL ibt が一般化しました。 留学のための試験ですが、4技能をまんべんなく測る試験として、良い試験だと思います。 ただし、留学生のための試験という点では、SAT・GREのレベルよりも落ちると私は考えています。 あくまでも母国語を英語としない人向けの試験だからです。 内容は、大学生活や講義についてが中心です。

TOEFL ibt で注目すべきは、ライティングとスピーキングの形式の中に4技能の統合問題を導入したという点でしょう。 ただのライティングやスピーキングの問題ではなくて、読む→聞く→書かせる(話させる)という様に、段階を経て能力を試す問題です。 これからの試験のテーマは、4技能を統合した問題になってくるはずです。 

(  )書きで、IELTS を挙げておきました。 IELTSとは、ETSの試験ではありませんが、イギリスやオーストラリア、ニュージーランドの大学に留学する人向けの試験です。 TOEFLと似たところがあります。 最近では、人気が出てきています。 

TOEICは、日本国内では英検よりも今やその地位を確立してしまいました。 英検のような合格制度とは違って、990点満点までの点数が直で出るので、こちらの方が受ける人は励みになります。 内容も一般人を対象としているので、ビジネス関連の話題になっています。 ただし、英語力UPとして励みにするのはいいのですが、TOEICはあくまでも、韓国や日本を中心にしか受験されていません。 これがどういった意味を持つのか?我々はしっかりと考えなければならないと思います。 つまり、TOEICができても、その英語力が通用するのか? という問題です。 

それはさておき、私が最近注目しているのは、TOEIC SW と TOEIC LPI です。 これは、TOEICのスピーキングとライティングバージョンでして、私もサンプル問題をチェックしてみましたが、これからおそらくこれらのOUTPUT問題が盛んになってくるでしょう。 個人的には英語教育の発展としてよい流れだ と思います。 一般の問題集や対策本等が少ないのが残念なのですが、これからどんどんOUTPUTに特化した英語本が出てくると思うので、皆さんもぜひ1 度は受験してみてください。 ちなみに、TOEICのサイトで、サンプル問題を見ることが出来ます。

②のケンブリッジ英検は、意外と知られていないのですが、日本の英検よりも、4技能をまんべんなく測ってくれるとても良い試験です。 特に最高レベルのCPEは非常に難しい問題で最高峰の試験でしょう。 試験時間がなんと6時間! ただ、ケンブリッジ英検はメジャーになっていないのが弱点です。 紀伊国屋やAmazon でも過去問を輸入して手に入れることができます。 ただし解説がないのが弱点でして、これを誰かが和訳してくれないかなぁ~と思っています。 しかし、ここまでのレベルが必要な人はそうはいないですし、この問題が解けるならば、ほとんどネィティブと同等の英語力であることは間違いありません。 例え、日本語に訳したものを解くとなっても難しいと思います。 (特にOUTPUTの問題は・・・) ですが、一度ぜひ過去問をゲットして、チャレンジしてみてください。 ケンブリッジのサイトでも一部公開されていて、ダウンロードすることができます。

①も②も海外の試験問題です。 やはり本場の英語の国の問題に勝てる訳がなく、どうしても、そういった試験こそ本当の4技能の力を測る問題に構成されていることは否めません。  

*の東大の入試問題は、高校生までとは言わず、社会人の方にもお勧めの問題です。 なぜ、*にしたかと言うと、皆さんが日本語の解説が手に入る最高の英語の問題は、TOEFLとこの東大の入試問題、または英検だと私は考えているからです。 当然、解説がなければ英語を理解できるようにはなりませんよね・・・

いまさら大学入試の問題なんて・・・ とは言わずにぜひチャレンジしてみてください。 特に帰国子女の方にお勧めです。 なぜかと言うと、英語だけではなく 「思考力」 を聞いているからです。 前にも述べましたが、英語を使えるようにするだけでなく思考力を磨くことは、普段の生活において、とても役に立ちます。 まずは、この東大の問題を解けるようになって、脳のCPUのレベルをUPしましょう! 

また、東大に限らず大学入試の問題は全てとは言えませんが、高校生にとって英語の基礎・基本を習得するまたとないチャンスです。 INPUT(特にリーディング)中心ですが、若い内にしっかりと読解する能力を養ってほしいと思います。 単語の知識と文法の習得は、これからの皆さんの英語人生のベースとなり、その努力は必ず後々に返ってきます。 

ただし、大学入試を俯瞰して分かることですが、日本はやはり翻訳文化から抜け切れていないという点も考慮しなければなりません。 できれば、日本の高校生が、SATやTOEFL ibt の問題を研究し、ネィティブが大学入学レベルでクリアする問題に立ち向かえるようにすることが、これからの日本の英語教育の課題になってくると私は考えています。 

その他ですが、英検は特に1級の問題ですが、2番~3番の読解問題の英文の話題がすばらしい!の一言に尽きます。 TIMEやNEWSWEEKで取り上げられるような、知的な話題が満載です。 問題を解くだけでなく、教養としてとてもためになる文章なので、ぜひチャレンジしてみてください。  

また、高校生の方は、英検2級ぐらいまで、あるいはセンター試験を解けるようになることが一般的目標だと思います。 ですがこのレベルで挫折せずに、まだまだ英語の道は長いので、がんばって高校生の内に英検2級取得を目標にしてください。  

また、通訳検定は、技術的にお勧めだと思います。 特に1級は同時通訳の技術が要求されるので(しかもめちゃ難しい!)、資格試験の中では国連英検特A級と並んで最高峰だと思います。 弱点はなかなかしっかりした過去問等の問題集が手に入りにくいことです。  

最後に4技能別にベストな試験を挙げておきましょう。

リーディング

ETSやケンブリッジ英検、英検の読解問題は総合的で一般的な問題で、特にスキャニングやスキミングの能力を測る点でよい問題でしょう。 題材はTOEFLなら学術的なもの、ケンブリッジ英検や英検なら新聞やTIMEなどというように、試験によって変わります。 東大の読解問題は、思考力を深めるという意味ですばらしい問題です。 (特に1番の要約問題)  

リスニング

ETSやケンブリッジ英検、英検は、基本的なリスニング問題としてお勧めです。 もう少し高度なリスニング問題になると、通訳検定の問題は、同時通訳や逐次通訳をしなければならないという点で、技術的にすばらしい問題だと思います。 

しかし、これらの問題が解けるからと言って、洋画が字幕なしで見られるかというとそうではありません。 上述した、平井氏も本で述べているのですが、字幕なしでは完璧に見られないそうです。 これからの英語のリスニング問題は、映画のようにネィティブがナチュラルスピードで会話しているような問題を作っていくことが必要でしょう。 英検の1番のリスニング問題はそれを意識しているような感じがします。

ライティング

ETS(TOEFL)や、ケンブリッジ英検、また英検1級の4番の問題が代表的なライティング問題だと思います。 大学入試でさえも、日本語からの英訳問題から自由英作文への流れが強まっています。 東大では、一昔前から漫画のセリフを考えさせる問題も登場してきています。 この流れはこれからも強まる傾向でしょう。 テーマは論理的に自分の考えを述べることができる。 また、4技能を統合して、実践的にコミュニケーションができる。 これに尽きます。  

ただ、大学入試に代表されるような、日本語からの英作文問題の勉強も忘れてはいけないと私は思っています。 英語の基礎・基本である文法問題だからです。 この点では、京大の英語の入試問題や、翻訳検定等が秀逸です。 

スピーキング

ETS(TOEFL)や、ケンブリッジ英検、英検1級の2次試験問題が基本的なスピーキング問題としてお勧めです。 また、通訳検定はリスニングと同じように、技術的にすばらしい問題です。 

色々と私見を述べてきましたが、どの問題にも一長一短があります。 大切なのは、今目標としている問題や試験がどんな英語力を試しているのか? それを解けるようになることで、自分はどんな英語力が身につくのか? その試験は、本当に自分の目標としている英語力の指針になるのか? そんなことも考えながら、勉強するようにしてみてはいかがでしょう? 

試験に合格することよりも大切なことだと私は考えています。 

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2008年6月30日 (月)

The Universe of English

今日は教材の1つとして、有名ですが紹介したいと思います。

  「The Universe of English」 by 東京大学教養学部英語部会

東大の学生の教科書になっている本でして、内容は非常に知的なものです。 (今は教科書として使われていないかもしれません)

まさに、社会人になる前の教養として最低限これくらいは理解したり思考したりしておきましょうという点で非常にすばらしい教材だと思います。

この本がしっかり読解できれば、後は大体のもの(というかこれが読めれば十分すぎるほどお釣りが来ますが・・・) が理解できます。 それぐらい教養になり、且つ、皆さんの英語力のベースとなる本でしょう。 大学生や社会人の方はぜひ手にとって、読み進めてください。 別に高校生でも、しっかり考えていけば読めると思います。 

ちなみに、私が読んだのは大学生の時でした。 その後Ⅱが出ましたので、どちらも英文の原点とも言えるべき、すばらしい本だと思います。 ぜひ2冊とも購入してください。 皆さんの英語というより、教養として自信を持ってお勧めします。

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2008年6月28日 (土)

じゃあ東京大学院の入試問題は?

東京大学院の入試問題についてなのですが、東大の入試問題が、私は大好きだと言いましたが、もちろん大学院の問題も気に入っています。 と言っても東大の大学院の問題を全て見た訳ではないので、何とも言えませんが・・・ ちなみに、私が解いたのは、「東京大学院総合文化研究科の言語情報科学専攻」 の問題でして、キャンパス内で過去問を購入することができます。 2,3年前でも在庫があれば買えます。

問題の形態は、非常にオーソドックスな大問1 和訳、2要約、3英作文 というシンプルな形でして、まるで京都大学の問題に似ています。 (まぁ京都大学の大問2は、和訳問題ですが・・・) 

言語情報科学専攻なので、英文の Topic は以前、「世界一の言語学者」や、「生成文法」 で紹介した言語に関するものでした。 基本的には統語論中心だったと思います。 

私が解いたのはもうだいぶ前なので、今では傾向が変わってしまったかもしれませんが、そんなに大きくは変わっていないでしょう。 大学の問題と違って、専門的な英文の内容になってきますが、必要とする考える力=思考力はUPしているような気がしました。 また、英文の量も大して多くないのですが(A4サイズに全て収まるぐらいです)、この問題を聞けば受験者の 「全てが分かる」 という雰囲気を醸し出しています。 もちろん知性の宝庫と言った感じです。

以上のようなことは、まぁ当然と言えば当然なのですが、いずれ教授を目指すレベルの人が受ける登竜門なので、言葉の 「本質」 に究極に迫った問題を提示してきます。 試された方はそれにどっぷり浸かって、ぜひ将来、言語学の新しい扉を開けてほしいと思います。 

今では簡単に入手できるし、学部や専攻によってはネットでPDFになっているものもあるので、皆さん、ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか?  

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2008年6月27日 (金)

東大の入試問題はやっぱり最高!

私の個人的に大好きな英語の試験問題を紹介したいと思います。 普通の人ならば大学を出て、英語の問題と言えば英検やTOEICの問題を解くぐらいだと思います。 後は仕事上、英会話が必要だとか、海外旅行に行くので英語が必要だとか・・・ 巷にはたくさんの英語があふれていますが、実際に英語を使う機会となるとそんなにないかもしれません。 あまり必要ないのが現状です。 

しかし、必要ないからと言って、英語を知っているのと知らないのでは大きく違います。 実際にはたくさんの英語に囲まれて生きているからです。 
さて、少し話が横道にそれましたが、本題の私の大好きな問題と言えば、ズバリ 「東京大学」 の入試問題が数々の問題を見てきた私にとって、まさに 「最高!!!」 の問題になります。 その理由なのですが、

① 英語ができるからと言って、解けるとは限らない
   つまり、考える力を要求している
② 解けるようになると、頭が数倍よくなっていると感じる
③ 不易と流行をしっかりと踏まえている

このような点がすごい所です。 英語を知っている人ならば、「すばらしい!!!」 の一言につきると思うのです。 

帰国子女の人でも東大の問題を解けるとは限りません。 例えば東大の問題は大問1が、「論説文の要約」 2が、「文整序&英作文」 3が、「リスニング」 4が、「和訳」 5が、「小説の読解」 というように、形式が大体決まっています。 

1の論説文の要約なのですが、これがまたとても頭の良くなる問題でして、一昔前の英検1級の要約よりもレベルが上です。 2項対立という概念を導入していまして、ディベート形式の文章を、「いかに共通点・相違点を見つけて、まとめあげるか?」 という点を出題してきます。 要約の究極のレベルです。

2の文整序&英作文は、最近、実践的コミュニケーション能力の育成に傾倒していることから、マンガのセリフを入れさせたり、自由英作形式を出したりと本当にその芸当が細かいなぁ~と思ってしまいます。 

3のリスニングですが、国立大学の中でも早くから導入したのではないでしょうか? レベルも丁度良く、なおかつ考えさせるリスニング問題です。 

4の和訳はSVOCの5文型の本質を聞いてくる、良問です。 特にOを長く作ります。 関係代名詞や現在分詞で長くするのです。 また、句と節の理解、つまりその和訳が解ければ、英語のしくみが全て分かっているかどうかを測ることができるのです。

5の小説の読解は登場人物の心情を聞くというオーソドックスな設問なのですが、ただの小説ではなく、知的な話題が多いです。 また、普段何気に使っている言葉、例えば I see. と I know. の違いを聞いてきたりと、受験生に言葉の本質を試すのです。

このような点がどれもすばらしい要素なのですが、何と言っても秀逸なのは、東大の要求している力は 「思考力」 にあるということです。 まだ解いたことのない方は、ぜひ一度アタックしてみることをお勧めします。 ちなみに私は毎年(ここ20年以上は解いているでしょうか?)必ず解いていて、本当に楽しみにしています。

日本のトップレベルの教授の頭の中身を垣間見れる、恍惚の瞬間と言えばおおげさですが、それくらい頭の良い人はすごいなぁ~ と必ず思うと思いますので、ぜひ1度皆さん、お試しあれ!!! 本当に、強くお勧めします。 英語だけでなく、物事に対する見方が変わりますよ~

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試験対策用の英語教材

今までは、4技能別に英語の教材を紹介してきましたが、今回は試験に特化した英語教材を紹介したいと思います。 皆さんが物心ついてから、本格的に英語の試験が必要になるのは、大学受験からだと思います。(もちろん中学や高校受験からの人もいますがそのレベルはまた別の機会に・・・) その後、英語の試験を受けるとしたら、社会人ならば英検やTOEIC でしょうか? そこらへんを踏まえて、以下に試験にお勧めの教材をまとめたいと思います。

なお、どのレベルでもそうですが、英語(その他全ての科目も共通ですが・・・)を上達する順序は、まず始めに 「英語の基礎・基本をマスターする」 ことが絶対条件です。 そのために前述の、「富田の基礎から学ぶビジュアル英文読解基本ルール編」 等、又は単語集が必要だと感じたら購入して勉強する必要があります。 なおかつ、ここがポイントですが、英文法(=5文型)で精読を分かりやすく教えてくれる師を持たない限り、合格はおぼつかないでしょう。 

その前提があって、以下のものを購入してください。 とは言え、英語の基礎・基本をマスターすれば、自ずと以下の教材しか必要ありません。

(1)過去問

 まず、受ける試験の過去問を用意してください。 大学受験の方でお勧めは、「大学入試英語問題の研究」 です。 ただ高価ですので、自分の通っている高校にあるならば、先生に尋ねてコピーしてもらうのがいいと思います。 英検ならば、旺文社の 「英検1級全問題集」 というように・・・ センター試験ならば、数社からたくさん過去問集が出ています。 気に入ったもの(解説がくわしいもの)を一冊購入するか、コピーしてもらって解くのがいいと思います。

注意点は、例えば自分が東京大学を目指すのであれば、東京大学とレベルが似たような大学、例えば、京都大学の問題を解いてみるという形にすることです。 
東大を目指すなら、東大の問題を5年分、京大の問題を5年分、計10年分解いてみるというように・・・

よく、「合格するには何年分、過去問を解けばいいのですか?」 という質問を受験生から良く聞きます。 これについては 「量よりも質」 で申し上げた通り、あまり関係ありません。 個人差があるということです。 もし皆さんが、質を重視してしっかり勉強してきたのならば、つまり 「なぜその解答になるのか?を考え続けてきたならば・・・」、10年分ぐらいで受かると思うし、まったく英語のしくみが分かっていないならば何年分解いても 「合格しない」 と思います。 ただ、私自身の経験や、生徒を教えた経験から言えることですが、最低10年分は勉強しないと合格は見えてこないでしょう。 ちなみに、大学入試に限って言えば、ほとんどが読解問題中心です。 ですから、前述の Reading の勉強方法 をよく熟読することです。

(2)自分の弱点を克服する参考書や問題集

 (1)の過去問を解くと弱点が分かると思います。 例えば英作文が苦手だと感じたら、それを補うための参考書や問題集・・・ センター試験のリスニングがどうしても苦手だと感じたら、英検2級のリスニング・・・ TOEIC の文法セクションが苦手と感じたら、文法だけの問題集などなど・・・ しかし、もっと大切なのは、できるようにならない原因を考えることです。

成績が上がらない、解けるようにならないのは、

  

  ① 勉強していない、やる気がない
  ② 勉強方法が悪く、効率が悪い。  


このどちらかです。   

①は心理的要因なので、自分の価値観を見直す必要があります。 勉強する意味とか、なぜ勉強が必要なのか?とか。 

②は、「勉強方法のまとめ」 をよく読んでください。 そして自分の勉強方法と比べて無駄な勉強をしていないか確認してくだだい。 よくあるパターンが、「英文法(=5文型)を理解していない」 とか、「いっぱい勉強すればできるようになると思っている」 とか、やる気があるのに空回りしているタイプの人です。 大切なのは、

 最初は質を重視、徐々にスピードを速めて、量をこなすこと

です。 何かを極めるのは例えるなら、「車の運転」 と同じです。 最初は教習所でゆっくりと、徐々にスピードを上げて最後は高速道路で運転ができるように、人間は物事を極めていきます。 ここでポイントは、「教習所も高速道路も、やっていることは同じ」 であるということです。 以上のことを考えれば、皆さんが今目標にしている 「試験」 には必ず合格することを保証します。
 

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2008年6月24日 (火)

ボイスレコーダーを勉強の味方に!

固い話題が続いているので、英語の教材紹介の中でも、あまり皆さんが活用していないと推測されるものを紹介しようと思います。 
それはズバリ! 「ボイスレコーダー」 です。

私が使っているメーカーを紹介すると、オリンパス のものを使っています。 以前はMDに自分の発音を録音してチェックしていた時期もありましたが、今では手軽なので、このボイスレコーダーを使うようにしています。 このボイスレコーダーがなぜ英語の教材紹介で勧めるかと言うと、もちろん自分の声を録音できるからです。 具体的な使い方はどうするかというと・・・

① シャドウイングする
② ボイスレコーダーで、同時に自分の声を録音する
③ ボイスレコーダーを再生してみて、発音やよく聞き取れない点をチェックする

という以上の使い方をしています。 また、私は教師なので、胸ポケットにボイスレコーダーを忍ばせておき自分の授業を録音して、ここを英語で発問するとすると何て言ったらいいんだろう? とか、授業や英語についてのいいアイディアが浮かんだらすぐ取り出して吹き込むようにして使っています。 こっちの使い方の方が今は多いと思います。 

もちろんこれ以外の使い方もたくさん考えられます。 例えば・・・自分の英語の発音やスピーチを録音してチェックしてもいいですし、社会人の方ならば、会議を録音してチェックするというような使い方をしている人がほとんどなのではないでしょうか? 

自分の声を改めて聞くのって本当に気恥ずかしいですよね? 英語の発音下手だなぁ~って改めて感じてしまいます。 

でも第3者的に、自分を見つめ直すことによって英語の勉強がはかどるのならば、使い方によってこのボイスレコーダーは十分、自分の味方になるはずです。 ぜひ活用してみてください! 例えば、カラオケで英語の歌を歌って、それをボイスレコーダーに吹き込んでチェックする方法なんかもお勧めですよ!


 

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2008年6月23日 (月)

Speaking の教材紹介

Speaking の教材についてお勧めのものを紹介したいと思います。 私が推奨するのは以下のものです。

① 「英語のリスニングは発音力で決まる!-UDA式30音練習帳
                           (ジャパンタイムズ) by 鵜田 豊
② 「英語で意見を論理的に述べる技術とトレーニング」 (ベレ出版)
                                    by 植田 一三

その他番外編として、定番の スティーブ・ソレイシィ物 と言えば、「英会話ペラペラビジネス100」 がやっぱりお勧めです。 この方はたくさん本を書かれていますがおそらくビジネス物の英会話本と言えばこれでしょう。 とても分かりやすくできています。

①から説明しましょう。 白状しますが、実は鵜田先生には、実際に会って自宅で講義を受けたことがあります。 それはそれは英語が好きな私にとってはまさに 「至福の時」 でした。 (ちょっとおおげさかもしれませんが・・・) 丁寧にコンピュータを使って英語特有のイントネーションをご指導していただきました。 自信を持ってお勧めする方です。

その鵜田先生が書かれた本は何冊か出ているのですが、①の本は私が今まで見た発音の本の中では秀逸です。 いや、群を抜いていると言った方がいいでしょう。 というのも、それぐらいこの方が発音に関してめちゃめちゃ 「くわしい」 からです。 ちなみに、インターネットのUDA先生のサイト 「30音でマスターする英会話」 もすばらしいものです。 このサイトだけでも発音力、リスニング力がUPすること間違いなし! 

②の植田先生も、私が説明する必要がないくらいの英語の神様的存在だと思いますが、その中でもこの本は、ディベートを想定したとても内容の濃いものになっています。 この本と英検1級の過去問を用いて勉強すれば、スピーチのトピックが頭にストックされ、Speaking の内容のレベルがUPします。 

その他、日常会話レベルでいいという方は、これを言うとびっくりするかもしれませんが、Speaking の勉強はしないで結構です。 なぜかと言うと何度も言いますが、英語の基礎・基本である単語の知識と文法の習得で十分に日常会話は話せるようになるからです。 いやむしろそれ以上のレベルまでUPしているはずです。 Reading や  Listening の勉強をしっかりとまず行ってください。 一応番外編としてビジネスものを挙げておいたのは、ビジネスのシチュエーションを想定した会話本として 「使える」 と思ったからです。

Speaking 能力を上げるには、Speaking の勉強方法 でも述べましたが、基本は徹底したシャドウイングです。 上記のものはそれ以上のレベル、つまり、会話の質を高めたり、発音を技術的に向上させるものとして取り上げてみました。    

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Writing の教材紹介

Writing の教材を紹介したいと思います。 もちろん私が実際に使って良かったものや本屋で見つけて効果的だと感じたものです。

① 「竹岡広信の英作文[原則編]が面白いほど書ける本」 (中経出版) 
② 「シンプルクッキング英作文」 (研究者出版)
③ 「Z会の通信添削
④ 「発信型英語スーパーレベルライティグ」 (ベレ出版) by 植田一三


①の著者の竹岡先生は、もうお馴染みドラゴン桜のモデルになった先生です。 この本は特に受験生に最適ではないでしょうか? 基本的な文法を中心によく英作文に頻出する表現をまとめてあります。 構成もよく練られています。 実践編も出ていて2冊こなせば、十分どこの大学でも通じるレベルになっていると思います。 良書です。

②のシンプルクッキング英作文は、英語にしやすい日本語にうまく変化させるコツを教えてくれる良書です。 英作文の本はこういうコツを教えてくれる本がなかなかないため、私は勉強していてとてもためになったのを覚えています。 もちろん自分が教師として教える時もこのコツを生徒に使わせていただいています。

③の通信添削は、私が高校時代にお世話になったものです。 私の高校ではやっている人が多かった記憶があります。 (特にできる人。 でも私は決して英語ができる生徒ではありませんでしたが・・・) とても良くできていて、赤ペンで丁寧に添削してくれます。 

④は有名な植田一三さんの良書です。 この他にもう1つ挙げるとすれば、Speakingの勉強方法で述べた「英語で意見を論理的に述べる技術とトレーニング」 でしょう。 この辺りは、かなり英語が得意になってから手を出すべき参考書ですが、読むだけでもいいので早くから購入することを、私はお勧めします。

以上の本はどれも良書ですが、Writing は必ず自分で書いて誰かに見てもらわないとなかなか力が上がりません。 その点、4技能の内で最も難しい勉強だと思います。 学校だったらALTの先生に見てもらう等して、皆さんが効果的な勉強方法を構築することを願っています。

 

 

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2008年6月21日 (土)

Listening の教材紹介

Listening の教材を紹介したいと思います。 以下のものが秀逸です。

① CNN English Express
② DVD・オーディオブック


その他番外編として、

NHKのテキスト 
アルクの 「ヒアリングマラソン」
東京SIM外語研究所の 「スーパーエルマー」
アカデミー出版の 「イングリッシュアドベンチャーシリーズ」 
 

①の 「English Express」 はとても良くできた英語の雑誌でして、月刊誌として本屋で手に入ります。 また、定期購読も可能です。 肝心な中身なのですが、扱っている英語の素材が多種多様で、CNN のニュースだけでなく、映画の話題だったり特集記事だったりと話題に事欠かないでしょう。 また、レベル順に編集されているので、とても分かりやすく英語を学習することができます。 もちろんスクリプトやCDもついています。

②の 「DVD」 は、好きな映画なら何でもいいと思います。 「DVDプレイヤー」 のところでも述べたので、使い方についてはそちらを読んでみてください。 繰り返ししつこいようですが、好きなものを選んでください。 「私はこの映画を字幕なしで見られるようになりたい」 と思った映画を選ぶことが重要です。 ただ、DVDはとてもレベルが高い教材です。 いくら好きなものといっても、Listening のレベルが低い内から手を出すと、挫折してしまいます。 全部を完璧にしようと思わないで、簡単なところから徐々に手をつけるのがいいのではないでしょうか?  

また、オーディオブックは最近注目されてきた Listening 教材だと思います。 ただしスクリプトがあればいいのですが、無い場合は本当に上級者向けとなってしまいます。 自分のレベルを考えて選んでください。  ちなみに上記のリンクは Amazon の検索になっていますが、他に Febe や Audibleでも購入することができます。 DVDと同じで、自分の好きなものを選びましょう。 

番外編にはいろいろ挙げておきました。 私は全部試しましたが、勉強が楽しかったのが、イングリッシュアドベンチャーシリーズです。 高校生の時、中級コースの 「追跡」 を一生懸命リスニングした記憶があります。 又、「スーパーエルマー」 は、Reading の勉強方法でも書きましたが、スラッシュリーディングを教えてくれた素材でもあります。 

「NHKのテキスト」 はラジオだけでなくテレビ放送も含めて、私がここでコメントする必要もないくらいすばらしい素材だと思います。 中でも 「テレビで留学!」 シリーズは外国の大学に留学したような気分にさせてくれますし、「実践ビジネス英語」 は英語の上級者でもなかなか難易度が高い教材ではないでしょうか? NHKテキストの中でもすばらしい講義が編集されたものは単行本として本屋で手に入ります。 例えば 「ニューヨーク大学語学留学」 のように。 「ヒアリングマラソン」 は1000時間も聞き通せたらなんといっても本人の自信につながります。 

これらは、Reading の教材と同様です。 好きなものを皆さんには選んでいただいて、強制的な勉強観念から自分を解放するような、そんな教材の選択を私は推奨したいと思います。

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2008年6月20日 (金)

Reading の教材紹介

Reading の教材を紹介していきたいと思います。 Reading は英語の勉強の基本中の基本なので、教材には事欠かないかもしれませんが、それでもベストなものを選んでいきましょう。 

① 英字新聞 (Japan Times、Nikkei Yomiuri)
② Time、Newsweek
③ ペーパーバック & 雑誌
④ Internet

以上のものが我々が読む英語の教材として挙げられます。 どれでも好きなものでいいのですが、それでもそれぞれの特徴を教えておきたいと思います。

①の英字新聞は言わば基本的な教材だと思います。 一面トップだけでもいいですし、社説をじっくり読むという使い方もできます。 また、日本の新聞を読むように、ざっとスキャニングするという読み方もためになります。 目に付いた記事を見つけたらとにかくそこを集中して読んでみるのがいいでしょう。 

注意点ですが、定期購読しても、もし読まなくなったらお金がもったいないので、最初は単行本になって売っている 「Japan Times 社説集」 等を買ってみて訓練してはどうでしょうか? また、初心者は訳がついている 「News Digest」 や 「週刊ST」 がお勧めです。 又、ニュースの裏側にある背景知識が足りないと感じたら、ぜひ日本語の新聞に戻る、またはインターネット等で調べてから読むようにしましょう。

②の Time や Newsweek はとても高度な教材です。 ①の英字新聞が読めなければおそらくあきらめてしまうでしょう。 単語のレベルも高いし使われている表現も難しいです。 でもあきらめずにチャレンジしてみてください。 私は昔、アルクから出ていた 「Time マラソン」 をやってみたことがありますが非常に勉強になりました。 これは Time を読めるようになろうという企画でして、非常にレベルの高い教材だったのですが今では作られていないそうで残念です。 

③のペーパーバックは、一番楽しい教材だと思います。 ハリーポッターでもいいですし、定番のシドニィシェルダン等は読んでいて飽きがきません。 比較的初心者でもとっつきやすいのではないでしょうか? ビジネス書等でも勉強になる本は洋書の方が多いので、ぜひペーパーバックを買って読み通すことをお勧めします。 又、雑誌等も見ていて楽しいものがあります。

④の Internet は外国の製品を通販で購入したり、文献を調べたりする時に使います。 最初に私が外国から製品を購入した時はちょっと緊張&疑いで少しドキドキしましたが、ちゃんと海外から品物が届いた時は、英語を勉強していてよかったと思いました。 広告の読み方もそうですが、やはりこれもスキャニングする力が身につき、とてもいい教材だと思います。 

とにかく大切なことは、読みたい教材を選ぶということです。 無理やり新聞を読まなくても結構です。 自分の好きなものを選んで読み通すことが大切です。 途中で挫折してしまっては意味がありません。    

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2008年6月19日 (木)

実況中継はやっぱりすごい!

具体的な教材紹介第2弾は、実況中継シリーズです。 これは予備校での講義をそのまま話し言葉で紙面にしたものです。 もう古いのですが当時はとても画期的な参考書に感じました。  お勧めは以下の2冊です。

   「山口英文法講義の実況中継」 (語学春秋社) by 山口俊治

   「本英語長文講義の実況中継」 (語学春秋社) by 本 正弘

山口先生は元予備校の講師で、英語学者でもあります。 この本は上下2冊出ていまして、受験生ならば知らない人はいないのではいないかと思われます。 この方の英語界においての功績は、SVOC の第5文型における OとC の間の SV 関係を日本で初めて紹介したことでしょう。 また、準動詞における意味上の主語もくわしく解説しています。 本人はこの隠れたSV関係を 「ネクサス構造」 と言っていますが、とても重要な概念ですので、ぜひ一読して自分のものにして欲しいと思います。 ちなみにご本人は東大卒です。

本先生の本の功績は、何と言ってもスラッシュリーディングを紹介したことでしょう。 これは今では当たり前の手法になってしまいましたが、通訳の勉強の仕方でもあるサイトトランスレーションに通じるやり方で、本人は 「直読直解」 と読んでいます。 英文を前から前からスラッシュを入れて読んでいくという本当に分かりやすいやり方です。 教科書にも載っているので、ほとんどの学生がこの読み方を知っているのではないでしょうか? 初級、中級、上級が各上下出ていますので、計6冊になります。

それにしても、このシリーズのすごいところは、今まで参考書=分かりづらいというイメージを払拭したことに尽きると思います。 この本を読まれた方はまさに 「目から鱗」 と感じた方が多いのではないでしょうか? これらのシリーズを勉強することで英語に対する自信をつけることができます。 ただし、この2冊の本では本物の力はまだまだつかないので、「英語は5文型が全て」 という考え方ができるまで勉強しなければなりません。 それには前述した富田一彦先生の本が最適でしょう。 ちなみに、この実況中継シリーズは英語だけでなく他の科目もとてもいい出来に仕上がっていると思います。

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DVDプレイヤー

皆さんは電車や飛行機の中でどんなことをして時間を過ごしていますか? 私がお勧めする英語の勉強をして時間を過ごす方法はズバリ 

       「DVDプレイヤーで映画を見る」 ことです。 

以前、Creative media の Zen シリーズを使って英語を聞くことを推奨しましたが、もし落ち着いた環境で比較的暇な時間がとれるならば、DVDを見ることをお勧めします。 DVDの良いところは何といっても

  ① Listening の勉強がビジュアル的に行える
  ② 音声や字幕を操作できる
  ③ 生の英語に触れることができる

この3点に尽きます。 ①は、携帯型オーディオプレイヤーだと、あくまでも耳からしか英語が入ってきません。 DVDは話した人を目で見ることができるので、脳への刺激が倍増します。つまり、効果的に英語を聞くことができるのです。 ②は、日本語の音声を出しながら、英語の字幕を出すことも可能ですし、字幕を消すこともできます。 いろいろな使い方が可能です。 お勧めは英語の字幕で Listening してみて、言っていることが聞き取れたらこんどは字幕なしで Listening してみるという使い方です。 ③は、映画はまさにネィティブの生の英語です。 これ以上の生きた教材はないのではないでしょうか?

聞き取れなかったらすぐに巻き戻したり、チャプターがついているのでジャンプして、昨日勉強したところから Listening をすぐに始めることも可能です。 ちなみに英語の授業でも効果的に用いることができます。 この間、宇多田ヒカルさんのPV(プロモーションビデオ)を授業で使ったのですが、Listening だけでなく、L (エル)の発音の仕方を教えることも可能でした。 (アップで口元を写しているので、非常に分かりやすいし、高校生にも知っている歌なので興味・関心を掻き立てるのに適しています) 

DVDプレイヤーはいろいろな会社から出ています。 もちろんノートパソコンを持っているならばそれでもいいと思います。 国内でしたら、充電時間が長持ちし、落としても耐久性のあるパナソニックの Let's note (レッツ ノート)シリーズなんかがお勧めです。 このシリーズのすごい所は、顧客のアンケートを製品に生かしているというところでしょう。 どんどん改良されて使い勝手が良くなっています。 また、My Let's 倶楽部では、パソコンが壊れてもすぐに修理してくれることも可能です。 国外ではやはりお勧めは DELL(デル)でしょうか? これらは別に自分の好きなものでいいと思います。 

例えばレノボ(昔のIBM)のThink Padシリーズなんかは今でも最高のキーボードタッチだと思います。 (試しに電気屋さんで目をつぶって、いろいろな会社のキーボードをタッチしてみてください。 Think Pad が一番しっくりくると思います。 まぁあくまでも私の主観ですが・・・)

とにかく、DVDは英語の勉強において最高の生きた教材です。 これを使わない手はありません。 字幕なしで映画を見ることは非常にレベルが高いですが、ぜひ皆さんいち早く自分の英語の勉強に取り入れて欲しいと思います。

  

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2008年6月16日 (月)

Creative Media(クリエィテイブメディア)

英語の勉強に Listening は欠かせません。 その Listening の勉強に必要な武器を紹介したいと思います。 まずパソコンを持っているというのが前提なのですが、次のものがお薦めです。

Creative Media (クリエィティブメディア)社 の Zen シリーズ or Muvo シリーズ

これは、勉強したいCDをパソコンに落として、それからソフトを使っていつでも手軽に音楽を持ち運びできる、いわゆる携帯型オーディオプレイヤーです。 アップル社の ipod や ソニー社からも似たようなものが出ています。 私は Zen シリーズを使っていますがとても使い勝手が良いので気に入っています。 安いもので1000円!! ラジオも聞けるし、イヤホンをはずせばスピーカもついているので、簡易型ステレオとしても十分使えます。 

これらは別に好きなものを購入すればそれでいいので、とにかく何か1つ携帯型プレイヤーを買ってください。 もちろん携帯電話でも使い勝手がいいと感じたらそれでもいいと思います。 又、パソコンがない方はCDウォークマンやMDウォークマン等を用いても別に構いません。 とにかくこれらの製品は Listening の勉強には欠かせません。 

何でもいいと言ったのですが、1つアドバイスを述べておきます。 Listening の勉強は繰り返し聞くという形で行われるので、自分が勉強したいコンテンツを聞きたい場所だけうまく編集した方が勉強の能率がいいのです。 パソコンを用いるのですが、Windows に標準装備のサウンドレコーダーを使えば、自分のオリジナルのリスニングコンテンツが出来上がります。 このソフトは すべてのプログラム → アクセサリ → エンターテイメント と行けばすぐに見つかります。 

これを用いて、例えば英検の最初の問題の説明文を削除して、自分が勉強したい内容だけ編集すると、後々の勉強時間が数倍確保できます。 これはぜひお薦めします。 ただこのソフトは WAV ファイルではないと編集できないので、先ほど述べたZenシリーズに落とす時には、MP3 ファイルに変換しなければ容量が大きくなってしまいます。 これには、午後のこ~だ のようなフリーソフトを用いるといいでしょう。 何を言っているか分からない人はすみません。 ですが、この作業は勉強効率を上げるにはとてもいい方法なので、ぜひ自分の勉強方法に取り入れてみてはいかがでしょうか?

後、こだわるとしたら、イヤホンでしょうか? お金がある人ならばやっぱりカナル型かな? 有名どころでは、完実電気株式会社 の etymotic research (エティモティック リサーチ)でしょうか? ただ、確かにすごいイヤホンであることは認めるのですが、高価なために、別にここまでこだわらなくてもいいのではないかと思います。 あくまでもお金に余裕があればの話です。 

ちなみに、完実電気の BELDEN (ベルデン)は、私の趣味である ギターのケーブルに用いています。 いろいろギターケーブルを試したのですが、これが一番良かったのでこのケーブルを使っています。 (すみません。 最後はギターの話になってしまって・・・)

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辞書は何のため?

前回の教材紹介で、単語集について自論を述べましたので、一気に辞書についても語らせていただきたいと思い筆をとりました。

まず、皆さんに質問ですが 「辞書って何のために使っていますか?」 
いきなり、「何を言ってるんだこいつは?」 と感じたと思いますが、まじめな質問です。

この問いに対して、「知らない単語を調べるため」 と答えた方はそれでいいのですが、多くの英語学習者が(私が見ている限りですが・・・) 「勉強時間の浪費のため」 に使っているのです。 

「えー! 辞書を引くのも勉強の内じゃないですか?」 と反論したくなりますか? それに対して私は次のように答えたいと思います。

辞書を引いている時間は、無駄な時間です。 なるたけ短時間で、知らない単語の意味を理解した方が勉強の効率はいいのです」 

「そりゃそうだ」 と思った皆さん。 辞書で知らない単語の意味を調べるのに、本当に時間がかかっていませんか? 私が学生を見ている限りでは、紙の辞書を引くスピードがおそろしく遅いというか、言葉は悪いですが、「トロい」 と言ったほうがいいでしょう。 

現代の電子化の技術が生み出した、弊害と言ってもいいかもしれません。 教師の目からすると、紙の辞書を引くのに時間がかかっていてはせっかくの貴重な時間をただ無駄にしているようにしか見えないのです。 

それならば、現在では電子辞書も安価になったし、携帯電話で無料ですぐに引けるサイトもあるので、これを有効利用しましょう! お薦めの電子辞書を教えますね。

まず私が使っているのは、CASIO(カシオ)のエクスワードシリーズです。 とても使い勝手が良くて、英語専門の機種も出ています。 以前、通訳の学校に通った時、プロの通訳者でも使っていたので間違いないと思います。 普通の人はあまり本格的なものではなくて、一般的なものを購入すればいいでしょう。

電子辞書を買うお金がないという方は、携帯電話の無料サイトがお薦めです。
三省堂の電子辞書のサイトはエクスワード英和辞典や和英辞典、国語辞典が揃っています。 これをブックマークに登録しておいて、すぐに調べられるようにしておけば大抵は大丈夫なはずです。

とにかく、知らない知識を覚える時間はなるたけ少なくして、考える力(思考力)やOUTPUT(アウトプット)能力をUPする時間の方へ、勉強時間をシフトすることが効率化を図る一番の方法だと思ってください。 ましてや、知らない単語の意味を調べるのに時間がかかっていては、「時間の無駄」 に過ぎません。 


 

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2008年6月15日 (日)

英単語集について

単語集について考察したいと思います。 よく 「英単語集や熟語集はどれを買えばいいのですか?」 という質問を受けます。 それに対して私は必ず次のように答えています。

   

「好きなものでいいです」 

つまり、何でもいいということ。 これは、生徒に適当に対応しているのではなくて、単語や熟語は自分に合った本を使うのが一番だからです。 社会人でも例えばTOEICを受けるという様な方でも同様です。 

次のような質問もよく受けます。 「英単語集ってやっぱり必要でしょうか?」 私はこの質問に関しては次のように答えています。

   

「あなたの好きにしてください」

これも冷たい言い方に聞こえるかもしれませんが、必要だと思ったら買えばいいし、私は英文の中で単語を覚えるんだと思えば必要ありません。 どちらでも結構です。 無理に買う必要もありません。

最後の質問です。 「単語がどうしても覚えられないのですが・・・ どうしたら覚えられるのでしょうか?」 英語教師をやっていると、本当に良く聞く質問です。 私は次のように答えています。

   

「覚える努力が足りないからです」

これも、突き放すような答えですが、的を得ていると思います。 この質問をしてくる人に限って、どれくらい英語を勉強しているのか聞くと、週に2回、3回と勉強時間の絶対量が足りません。 また、覚える工夫もしていません。 脳の研究 でも述べましたが、人間の長期記憶に知識が蓄えられるためには、とにかく 「何度も繰り返す」 しか方法がないのです。 

しかし、コツはあります。 人間は知識を ①分かりやすくしたり、②階層化 すると覚えやすいという性質を用いるのです。 これについてはまた後ほど、詳しく説明したいと考えています。 とにかく単語集についてはそんなに深く考えずに、使いやすいものを使う、別に嫌ならば無理して買う必要もないと覚えておいてください。

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富田の基礎から学ぶビジュアル英文読解基本ルール編

さて、具体的な教材紹介第一弾は、

     「富田の基礎から学ぶビジュアル英文読解基本ルール編」 です。 

代々木ゼミナールから出版されています。 著者の富田一彦先生は東京大学卒で、現役の予備校講師です。 私も何度か授業を聞いたことがありますが、とにかくこの先生は私に英語だけでなく考える力、その他たくさんのことを教えてくれました。 解答の出し方は極めて論理的且つ正確。 非の打ち所がなく、とにかくこの方にはかないません。

もし、授業を聞く機会があったらぜひ聞いてみて欲しいと思います。 代々木ゼミナールはサテライン予備校といって、地方からでも授業を受講することができます。 

なぜ、この本を一番初めに推奨するかというと、英語の基本ルールを学ぶのに最適の教材だからです。 5文型から始まって、句・節の理解というように英語の骨組みに当たる部分を的確に学習できるようになっています。 この一冊で、英語の基礎は完璧になるでしょう。

レベルは高校入学時がいいのではないでしょうか? 英検3級に受かっている生徒ならば、解説が詳しいのでついていけるはずです。 とにかく高校に入学したら、この本を買って英語の基本ルールをしっかり頭にインストールすることをお勧めします。 また、高校生だけでなく、社会人の方や英語を勉強する全ての人に読んで欲しい良書です。 

なぜか自分の英語に自信がない、なんかもう1つしっくりこないという人は、本屋で必ず購入することをお勧めします。 また、「英語は単語力だ」 とか、「英文法なんて必要ない」 とか、「英語は訳さなくて良い」 とか言っている方にお勧めです。 

ただ、なまじっか英語に自信がある人が読むと、英語に対する世界観が180°変わってしまいますので気をつけてください。 その時、今までの知識を捨てて最初から英語を教わるつもりで読むことをお勧めします。 

壁を打ち砕くような、無敵の力を手に入れたような気分になりますよ~ 


 

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2008年6月12日 (木)

教材の選び方

ここでは、英語の勉強に役立つ教材を紹介していこうと思っています。 また、その教材の効果的な使い方や、必要な道具などもこだわっていく予定です。

やっぱり勉強する教材・道具って大切ですよね! ぜひ皆さんも自分なりのこだわりを持ってください。 なお、あくまでも私が感じたことなので人によってはその教材が合わないという人もいると思います。 でもそれでもいいんです。 いろんなものを試すことに価値があり、その中から自分に合ったやり方を見つけ自分のものにすることが、英語力UPには必ず必要になってきます。 

さて、まずは教材の選び方からですがその前に自分のレベルを把握することが求められます。 そして、自分の目標と照らし合わせて今一番この教材を使ったら効果があるのではないか? と自問自答することから始めましょう!

 例えば   今の自分のレベル : 英検2級
        今の自分の目標  : ○○大学に合格すること

こんな感じで、自分を見つめなおしてみてください。 けっこう自分に正直になれないかもしれません。 目標の立て方で述べたように、思っていた以上に難しいことなのでしっかり考えましょう。

さて、次にやることは教材の選択なのですが・・・ これは目標によって変わってきます。
少しパターンを挙げたいと思います。


① 目標が数値化できる場合 (=試験に合格する場合)

これは、TOEIC 900点を超えるとか英検1級に受かるとか、志望大学に合格するとかという場合です。 若い人はこのタイプの目標が多いのではないでしょうか? あるいは社会人の方でも、会社でTOEICを受けさせられる場合もあるでしょう。

このタイプの目標を持っている人にまず言える事は英語力が非常にUPしやすい、良い目標であるということです。 用意するものは次のものがいいでしょう。

 1) 過去問題(手に入るだけ用意する。解説の詳しいものを選ぶ。)
 2) 過去問を検討し、その問題に沿った対策のできる教材

 1)はネットや書店に行けば手に入らないことはまずないはずです。 またTOEIC等は公開されてはいませんが、それに準拠した問題集がたくさん出ています。 

 2)がポイントです。 過去問を解いたら今の自分の実力が分かるはずです。 合格点あるいは目標点に一番足りない力は何なのかをまず把握しましょう。 それが文法力なのか?あるいは Listening 力なのかを見極めることが大切です。

② 目標が数値化できない場合

このタイプの目標は漠然としていて英語力をUPすることが①より難しいです。 よくあるのが、「英語を話せるようになりたい」 とか 「字幕なしで映画を見られるようになりたい」 というタイプの人です。 そのため目標を少し細かく設定しなおしてください。

    例えば 1)「英語を話せるようになりたい」 
                 ↓
           「英語で自己紹介が言えるようになる」         

         2)「字幕なしで映画を見られるようになりたい」 
                 ↓       
           「自分の好きな映画で簡単そうなものを1本だけ選んでそれを

           字幕なしで見られるようになる」

このように目標を立て直すことによって、用意する教材が見えてくるはずです。 1)の場合は、自己紹介表現集といったたぐいの参考書であり、2)の場合は見たいDVDが望ましいでしょう。 

①にも②にも共通なのは、英語のしくみを理解する教材です。 このブログを読んで5文型を理解してもいいし、5.教材紹介でお薦めした、富田一彦先生の参考書でもいいでしょう。 教材の選び方はこのへんでいいでしょう。 次からは具体的な教材の紹介に入っていきます。

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