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2008年9月

2008年9月30日 (火)

オープンソース化

次の記事を見てください。 

 「オープンソース化」 

米マサチューセッツ工科大学(MIT)は、率先して、大学用の講義をオープンソース化していく方針である。 まさに電子化が進み、学生が自由にダウンロードできるようになっていく時代の到来である。 

これに伴い、さて、日本ではどうであろうか? 保守的な日本の大学はどうであろうか? と記事には書かれてあるが・・・

私が大学時代の時、本当にお金がなく、バイトをしてやっと貯めたお金でテキストを購入した。 もちろん親からの仕送りもあったが、このような動きに私はぜひ大賛成である。 いやむしろフィンランドのように、全学校が(小学校も含めて)教科書検定がなく先生が自分でテキストを自作していくような環境を望む。 

以前、オリペッカヘイノネン氏の改革について述べたが、氏の理念はまさに、「教育には自由が欠かせない」 とのことである。 また、日本の改革は堺屋太一氏も述べているように、いつも下からの改革であった。 氏は関が原の合戦を例に挙げてそれを事細かく説明しているが、ぜひこのような動きが日本でも大きなうねりとなって、真剣に子供を育てる環境を整える気迫が欠かせないと、私は感じる。

幸いなことに、徐々に講義を動画で公開している大学もたくさん現れ、ますますこの動きは加速化するような気配があるが、でもまだまだだろう。 

後、残された問題は、「生徒や親、日本人の気持ちを変える改革」 である。 その気持ちとは次の通り。

 ① 留年が恥ではない、勉強しないで卒業することが恥だと思わせること
 ② 親、教師、目上の人に尊敬の念を持たせること
 ③ 社会貢献を将来の目標にさせること

これらを一番の目標にすることにまず、躍起にならなければならない。 それは単純に授業時間を増やすことや、教員免許更新制で済む問題ではないと私は考える。 ヨーロッパが労働時間が短い割りに、GDPが高い、いわゆる労働生産の効率が高いことを見ても分かるように、必ずしも勉強時間と学力が比例するとは限らないからだ。 

まさに、「意識改革」。 このことを肝に銘じて、日ごろ単に4技能の習得のためだけの教材研究に終わらないように、努力していきたいと思っている。

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2008年9月28日 (日)

JLPT(日本語能力検定試験)

いつもいつも英語の勉強について語っていますが、たまにはネィティブから見た日本語の習得という観点で物事を見てみましょう。 参考にするのは、JLPT(日本語能力検定試験)です。 

 

JLPT (日本語能力検定試験)

このサイトでは、もちろんJLPTについて網羅されているのですが、試しに1級の問題がどういう点を問うているのかを考えてみました。 

3セクションに分かれています。

 1 文字・語彙
 2 聴解
 3 読解・文法

1の文字・語彙は級が上がるごとに当然難しくなると思いますが、特に習得が難しい、同音異義語が問われます。 また、3の読解・文法なのですが、やはり日本語が膠着語、英語が構造語という観点から、助詞の問題や呼応の問題が頻出します。 簡単に述べれば、「読点の手前の語句」 が日本語の意味を決める全てだということです。 

その違いが日本語が話せる私からすると、「なるほどなぁ~ ここを聞きたいよなぁ~」 という問題なのです。 

もちろん、根本的な英語と日本語の違いから来る点を出題したいのが見え見えなのです。 まぁ当たり前と言えば当たり前なのですが・・・

前に、東京大学の問題が、5文型の本質を問う問題で、高校生だけでなく一般的にもすばらしいと私は主張しましたが、この日本語検定試験もまさに本質を問題にしています。 プロはすごいですよね。 

私が何が言いたいかというと、本質を勉強するという観点は必ずはずしてはいけないということです。 これを知るか知らないかで、大きく勉強効率が異なります。 

いや~しかし、日本語能力検定試験も深いですよね。 英語力UPに役立つとまでは言いませんが、試験で問われている箇所を知ることで、本質を見極める力はその人に宿ることは間違いありません。 皆さんも一度、問題を眺めてみてください。


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ディクテーション考察

私は時間の効率面を考えて、ディクテーションをあまりやらずにシャドウイング中心でリスニング力を上げてきました。 それはそれで力がついたし、ネィティブと会話するくらいならば十分でした。 しかし、映画の字幕なしでのリスニングとなると??? というお粗末な英語力です。 というか、本当に字幕なしで映画が見られる状態の日本人がいったいどのくらいいるのかも疑問ですが・・・

さて、ここで基本に戻って、「ディクテーション」 といったものをしっかりやらなければ、力は上がらないでしょう。 毎日15分でもいいので、ディクテーションをしっかりやりたいと思います。 そこで、私がいざディクテーションをして、いろいろと壁にぶち当たったことは、どのテキストを勉強するとかではなくて、HOW(どうやって)勉強するか?ということです。 なぜかというと、今ではCDの教材が中心になってしまったので、なかなか一文ごとに巻き戻すことが難しいのです。 そこで、私がこの対策として考えたことを述べたいと思います。 

 ① Windows の Media Player は比較的、巻き戻しが楽
   DVDを見ながら、キーボードを使ってディクテーションが可能

 ② フリーソフトで1文ごとにMP3ファイルを分割する

お勧めは①です。 試しにDVDを見ながら、1文ごとにポーズをかけてディクテーションしてみると、結構巻き戻しが楽なのです。 慣れてくると、感覚で1文だけ巻き戻しができるようになります。 

問題は②の方法です。 フリーソフトではいろいろとMP3ファイルを加工できるものがあります。 また、CDを自由に区切る機械も出ています。 こちらを用いてもいいでしょう。 弱点は、その労力がすさまじいということです。 区切るのに時間を労してしまって、実際の勉強時間がなくなってしまいます。 これではいただけませんが、ぜひこのDVDは完璧にしたいと思ったら、こちらの方法を用いてもいいでしょう。

皆さんはCDで勉強する方が多いと思うのですが、パソコンを習得してぜひ①の方法をお勧めしたいと思います。 習得と言ってもただメディアプレイヤーが使えればいいだけですので、とても簡単です。

それにしても、昔テープで、ガチャガチャ巻き戻していたころを思い出しますよね。 あの頃はアナログでしたが、テープは巻き戻しや早送りの反応速度がCDよりも良かったと思います。 また、機械が人間的でした。 何か感情を持っていたような・・・ そんな気がするのは自分だけでしょうか?

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2008年9月24日 (水)

晴山陽一さん

本屋でざっと読んだだけですが、なかなか面白い本でした。 

 「英語ベストセラー本の研究」 (幻冬舎) by 晴山陽一

今までの英語の本のベストセラーの歴史が紹介され、語られています。 筆者は本当によく丹念に英語教育を研究しているのだなぁ~と同じ教育者である私は、素直に脱帽でした。

まだまだ、自分の英語の勉強の仕方のみならず、教え方や歴史等、学ぶことは山ほどありますね。 ひよっこです。 

それにしても、これだけ英文法の論理性が解明され、コンピュータで翻訳できる時代にまで進化したというのに、本当に日本人は英語教育に関して右往左往してきたのだなぁ~という気持ちがつのります。 でもそうやって先人たちが歩んできたからこそ、多くのバイリンガルの人が生まれ、日本が発展してきたわけです。 

私が 「英文法」 のカテゴリーで説明してきた順番や解説が、まさに 「最短距離」 であることは、間違いないと思うのですが、それでもまだまだ日本人が英語を極める教育の提供や、怪しい勉強の仕方にだまされたり、いろいろな説に翻弄されて行く時代は続くかもしれません。

また、それよりも恐ろしいのは、「勉強する気持ちの欠如」 これですね。 何かを学んでいくからこそ、失敗を恐れずに挑戦するからこそ楽しいのですから、学ばないのは、イコール、「つまらない」 ということになってしまいます。 

そういった意味で、新しいことに立ち向かっていく大切さを改めて確認した本でした。 皆さんも手にとって読んでみてください。

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2008年9月20日 (土)

TOEFLテスト 一発で合格スコアをとる勉強法

英語の勉強方法本は世の中にくさるほどありますが、これぞ「正統派!」 と呼べるものは少ないですよね。 その中でも、

 「TOEFLテスト 一発で合格スコアをとる勉強法」 by 内宮 慶一

これはまさにすばらしい良書だと思います。 内宮さんは、TOEFLのスコアUPのための要点は、まとめると次のように述べています。

 ① ボキャブラリー
 ② リスニング力

この中でも、参考になったのが、リスニングの勉強方法です。 まず、ディクテーションをすること。 その次にシャドウイング。 リプロダクション。 メモ取り。 速聴。 このように5段階で学習することを勧めています。 

また、リーディングやボキャブラリーの増やし方についても細かく、何と言ってもTOEFLの受験のコツが事細かく書かれてあり、本当にためになる本だと思います。 良書の共通点である、「筆者の熱意」 がひしひしと伝わってくるのが分かります。

私自身は色々と参考にすることが多かったのですが、もう少し 「効率面」 を考えているので、シャドウイング重視で、分からないところをスクリプトを見ていく形にしています。 もちろん次の段階として、速聴は当然導入しています。 また、単語カードなるものは絶対に作りません。 色々試したのですが、エクセルに単語を打ち込んで、毎日何分か時間を取ってチェックするという形が一番効率が良かったからです。 リーディングの勉強の仕方はこの本に書かれたものに近いのですが、サイトラや要約を必ず取り入れています。 

まぁ、人によって色々な勉強方法があるので、自分にとって一番いいものを見つけていくのがいいかと思います。 でもその時考えて欲しいのが、やはり 「効率面」 でしょう。 脳に負荷をかけるにはどうしたらいいのか? と言い換えてもいいと思います。 同じ30分なら、どういう方法が一番、「きつい」 勉強なのか? これをいつも問いかけましょう!

きっと、勉強する力そのものが、飛躍的にUPするはずです。 とにかく買いの本ですので、皆さん一度手にとって見てください。 

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2008年9月14日 (日)

ケンブリッジ英検 CPEについて

私が最もすばらしいノンネィティブ用の英語の試験と考えているのが、ずばり、「ケンブリッジ英検」 です。 中でも最高レベルのCPEはとてもやりがいがあり、勉強しがいがあります。 ただし、日本では知名度が少なく、過去問なども手に入りづらいという弱点があり、まだまだ知らない人が多いでしょう。 そこで、お勧めは 「TOEFL」 です。 特に最近インターネットベースになりましたので、そこではライティングやスピーキングも試され、また全体を通してリスニング力を要する形になっています。 ですが、TOEFLだけでなく、この歯ごたえのあるケンブリッジ英検にぜひ挑戦してみましょう!

では、このケンブリッジ英検CPEについて詳しく見てみましょう。

ケンブリッジ英検 CPE の問題構成

PAPER1 READING (1時間30分)

  Part1 空所補充問題3文 (18問)
  Part2 内容一致問題4文 (8問)
  Part3 パラグラフ挿入問題 (7問)
  Part4 内容一致問題1文 (7問)

PAPER2 WRITING (2時間)

  Part1 意見を述べる問題 (300~350字)
  Part2 意見を述べる問題 (300~350字)
       (4つのTOPICから1つを選択)

PAPER3 USE OF ENGLISH (1時間30分)

  Part1・2 空所補充問題 (25問)
  Part3 同音異義語問題 (6問)
  Part4 書き換え問題 (8問)
  Part5 説明問題 (5問)

PAPER4 LISTENING (40分)

  Part1 4文 (各2問ずつ、計8問)
  Part2 1文 (9問)
  Part3 1文 (5問)
  Part4 1文 (6問)

PAPER5 SPEAKING (20分)

  Part1 自己紹介等 
  Part2 写真についてディスカッション
  Part3 意見を述べる問題

以上です。 合計6時間にも及ぶ壮絶な試験となっています。 英語の資格試験の中では量・質共に最高レベルでしょう。 英検1級なんて足元にも及ばない気がします。 内容的には、TOEFLをレベルUPしたような形です。 対策としては、TOEFLの勉強がてら、ステップUPしてこのケンブリッジ英検を勉強してみるのが望ましいと思います。 

特徴としては、PAPER3の USE OF ENGLISH という英語の単語の運用能力を試す試験があること。 また、PAPER5の SPEAKING では、受験する人の2人がペアになって、ディスカッションをすること。 まさに、実際の英語の実践的コミュニケーション能力を測る内容になっています。 

しかし、READINGの問題内容は英字新聞やTIME等の高度な文章ですし、LISTENINGも内容が話題性に富んでいたり、2人のディスカッションを聞いてその考え方の違いを聞き取らせたりと、本当にこれが解ければ英語力は完璧と言ってもいいでしょう。 その点を考えると日本の英語の試験はどうでしょうか?

西洋の文化の翻訳から始まった日本の近代文明ですが、100年の時を超え、これだけ英語教育が右往左往している事実を考えますと、これからも東大を頂点と した官僚国家の礎であるがゆえに、なかなか今一歩を踏み出せないのではないでしょうか? そういった意味を考えると、「英語教育=政治(官僚の意志)」  そのものという構図も見えてきます。 

何せ、英語の問題自体がまだまだ、とても英語の運用能力を測るものではありません。 大学入試しかり、英検しかり・・・ もちろん、大学の教授はそれを知っていて、今の文部科学省の英語の授業時間数で試すことができる試験や、大学での勉強についていける試験を練りに練って考えてはいるのでしょうが・・・ 

また、このブログで何度も述べている、英語教育を取り巻く環境的な問題もあるのでしょう。 1クラスの生徒数の問題、ITの導入の問題。 もちろんその環境を決めているのは政治家であり、つきつめるとそれを選んでいる国民なのですから、「教育=国民そのものの意志」 とも言えるのですが・・・

このケンブリッジ英検やTOEFLを勉強すると、日本はなんて、英語教育後進国なんだなぁ~という気がして、残念に思います。 そんなことも考えながら、常に世界に目を向けて皆さんがんばりましょう!!! それにしてもケンブリッジ英検しかり、ETSしかり、世界の試験のレベルは本当に進んでいますよね!

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2008年9月 6日 (土)

通訳検定について

通訳協会による通訳検定についてなのですが、問題形式としては、独特のものなので、参考にしてみてください。 2級について述べたいと思います。

通訳検定2級 の問題構成

1次試験 (筆記) 50分 (60点)

  1.内容一致(5問)   配点 1問2点
  2.空所補充(5問)   配点 1問2点
  3.要約(2問)      配点 1問5点
  4.時事問題(10問)  配点 1問1点
  5.和訳問題(5問)   配点 1問2点
  6.英訳問題(5問)   配点 1問2点

1次試験 (リスニングによる通訳) 50分 (40点)

  1.英日逐次通訳(部分) (5問) 配点 1問2点
  2.英日逐次通訳(要約) (3問) 配点 1問2点
  3.英日逐次通訳(要約) (1問) 配点 1問4点
  4.日英逐次通訳(部分) (5問) 配点 1問2点
  5.日英逐次通訳(要約) (3問) 配点 1問2点
  6.日英逐次通訳(要約) (1問) 配点 1問4点

2次試験 (リスニングによる通訳) 60分 (100点)

  1部 英日逐次通訳(部分) (5問)  
  2部 英日逐次通訳(部分、6番だけ要約) (6問) 
  3部 日英逐次通訳(部分) (5問)

以上のような形体になっています。 なおボランティア通検の方は調べてみてください。 また、1級もあるのですが、2級を受からないと受けられないようになっています。 ちなみに、1級はリスニングによる逐次通訳と同時通訳の2次・3次試験になっていますので、とてもレベルが高いです。 

1次試験ですが、一言で言うと、「時間がとても短い」 です。 英検1級ぐらいの力が必要でしょう。 通訳というよりは、リーディングの力がとても大きいと思いますので、英語の基礎・基本をしっかりと試しているなぁ~という感じがします。 また、全体を俯瞰して、要約問題が多いのが特徴です。 要約問題は、究極のリーディング問題ですので、やはり勉強方法として、和訳→要約の流れ通りが望ましいと思います。  

皆さんも英検1級ぐらいの力があれば合格すると思いますので、ぜひ参考にして、チャレンジしてみてください。 なお、過去問等の情報が少ないのが通訳検定の弱点です。 普段から、CNNやTIME、JAPAN TIMES等の、サイトラや通訳の訓練をベースに勉強するのが望ましいでしょう。 





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2008年9月 4日 (木)

構造語と膠着語その2

久しぶりに、英語概論のカテゴリーの記事を書きたいと思います。 今までこのカテゴリーの記事をしっかり読んでいただければ、英語ってこんな言語なんだぁ~としっかりと分かると思います。 その中の記事で、「構造語と膠着語」 について述べました。

もう1度、復習になりますが、英語は構造語にあたります。 つまり、

  「語順が全てを決定する言語」 です。

しかし、日本語は違います。 て・に・を・は 等の、

  「助詞が意味を決定する言語」 です。

この違いを頭に入れておくと、英語をINPUTする時とOUTPUTする時の、難しい点がいろいろと見えてきます。 まず、

① 英語→日本語 の流れは、構造語→膠着語の流れです。 

 従って、語順に気をつけて学習しなければなりません。 そして、SVOCなどの文型からは、助詞を決定することはありません。 ですから、英語の意味を考える上で一番難しいのは、語順を把握した後、助詞を考えていく点です。 

ネィティブのアメリカ人が、「私は日本から来ました」 というように話したのを聞いたことがあると思います。 けどなぜかたどたどしいですよね? それは、日本語の助詞が日本語特有の、「ニュアンス」 を醸し出しているからです。 主語の 「私は」 も省略されることが多いという点も難しいと思います。 

以前、「私は」 と 「私が」 の違いをネィティブに教えることにとても苦労したことがあります。 当然です。 英語には助詞という概念がないからです。

② 日本語→英語 の流れは、膠着語→構造語の流れです。

 従って、助詞に気をつけて学習しなければならないのと、英語の5文型という語順で考えたら、どうしたらいいだろう? という点が全てです。 

皆さんが英語を話せない、うまく言いたいことが言えない理由の1つ(というか大部分)は、言いたい日本語をうまくかみくだいて、英語の語順にできるようにする。 そういう作業ができないからです。 「私は日本から来ました」 のような単純な文は簡単ですが、言いたいことが長くなってくると、どんな全体構造にしたらいいだろう? という頭の中での作業が難しいのです。  

お分かりでしょうか? INPUTにおいても、OUTPUTにおいても、こういった英語の特質を深く知っていることで、より理解が深まってきます。 ぜひ、本質を常に把握して勉強に励んでください。 もちろん最後は、「英語を使う機会を多くする」 ことが究極の勉強方法です。

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2008年9月 3日 (水)

読み上げソフト

最近読み上げソフトの新しい使い方というか、上達のコツとなる使い方を考えています。 まず読み上げソフトなのですが、2種類あります。 もちろん、日本語読み上げと英語読み上げです。

① 日本語読み上げソフト
② 英語読み上げソフト

では、この①と②がどんな使い方で英語を学習できるのか、考えてみたいと思います。 まず、①なのですが、前に述べた 「仮面舞踏会」 などを使って、自分が英訳の練習にしたい日本文をMP3ファイルにします。 そして、それを聞いた瞬間に日本語から英語に同時通訳していくのです。 図示するとこうなります。

           日本語読み上げソフトで日本語を読み上げさせる
                       ↓
     MP3ファイルにする(私の場合は仮面舞踏会のフリーソフトを使用)
                       ↓
     Creative Media 等に入れて、いつも耳から聞くことで同時通訳

②の英語読み上げソフトはあまりよいものがフリーソフトでは出ていません。 購入するとなるととても高価になりますので、これから使い勝手がよくなったら、リスニングテストなどで使ってみたいと思います。 ALTがいなくてもネィティブの発音で問題が作れるようになりますよね。

ざっとこんな感じで、私は使っています。 ただ同時通訳の練習にする英文はCNNや映画等、自分の今勉強している音声のある教材で、スクリプトがあるものなら何でも構いません。 和訳もできるだけ最初は 「英語を日本語にしたんだなぁ~」 と感じられるものからでいいでしょう。 慣れてきたら、これぞまさに 「意訳」 という日本文を用いていくのがいいと思います。 また、スピードも調節できるので、慣れてきたら日本語を速く同時通訳できるかどうか試してみてください。

とにかく、携帯型プレイヤーに入れておくだけで色々な勉強が考えられるので、皆さん工夫してみましょう!



                        

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